こんにちは。大盛アニキです。
3月も下旬に差し掛かり、気候はすっかり春ですね。
春といえば、出会いと分かれの季節…というのが定番の文字数稼ぎフレーズなのですが、我が編集部にも人事異動などがあり、一緒に働いていた仲間たちがほかの部署へ旅立って行ったりします。
普段は「C調で、日和見主義で、無責任!」がモットーなワタクシなんですが、今まで多くの苦難を共にした仲間との別れはやはり忍びなく、「一期一会って言葉は本当だね。人と人の縁って大事だよね。僕は悲しくて悲しくてやりきれないよ。あなたならこんなときどうするかい?」と、思わずちょうど1年前の3月27日に亡くなった、元クレイジーキャッツ・天国の植木さんに聞いてみました。
「どうするもなにも、俺ならとりあえずこの原稿をさっさと書き上げて仕事をするっつーの。この余計な前書きがなかったら、半分くらいの時間で書けるっつーの」
そんな厳しくも当然過ぎる突っ込み(妄想)に大きくうなずきながらも「そうだよね。でも、この前ふりがなくなってしまったら、本当にスカスカの文章になってしまうんだよ。おかしいよね。ラーメンについての記述なんて毎回数行足らずなんだから」と自己完結。
「だからこの文章が余計なんだっつーの」という反論もものともせず、彼の残した偉大なる思想、「わかっちゃいるけどやめられない」のホンダラでスーダラな精神を継承すべく、こうやって無駄な文章をつづっておるのです。
ちなみに「わかっちゃいるけど〜」の名フレーズは、親鸞上人の教えに通じていて、「そういうものを真理だという」そうです。深いぜ!植木さん!(と青島さん!)
というわけで、今回のお店は新店ですね! 本日発売のTJおかやま4月号のオープンコーナーでも紹介されているんですが、オープン前に隣の席のギャル麺さんが情報を知らせてくれました。曰く「まじで凄ぇっす。ジョーダンラーメンっていうのができたんですよ」と。「ジョーダンラーメン? ビックリラーメンの親戚かなんかか?」と聞くと「そうなんです。ジョーダンなんですよ」と。本当なのか、冗談なのか、どっち?
それからしばらく経って、「ジョーダンラーメン」ではなく、「麺屋じょーだん」だということが判明。土曜日のお昼にひとりでひょっこりとお邪魔をしてきました。
場所をしっかり確認していなかったので若干不安だったんですよね。情報は「市役所ら辺」ということだけ。でも、すぐに分かりました。「ラーメン」ののぼりが乱立し、大きく「笑談」のタペストリイ。本当に市役所からすぐですね。
にしても、「じょーだん」とは思い切ったネーミングですね。「グレムリン」の監督、もしくは武田鉄矢率いる「海援隊」のファンなんでしょうか? なんにせよ、「今日じょーだん行こうか?冗談、冗談!」なんてベタベタのギャグを連発し、社内の空気をバナナで釘が打てるレベルで凍らせるお茶目な上司が続出しそうですね。冗談なんかで冗談言うか! ←鉄矢ギャグ
店内に入ると、ウッディで落ち着いた雰囲気。今風のつくりで女性客にも人気が出そうな感じです。カウンターに座ってメニューを凝視すると、「白とんこつ」「黒とんこつ」「和風魚介ラーメン」の三種類がありました。とりあえず、「男は黙って『黒』をお願いします」と、ことさらに気合を入れて注文をしました。
目の前の厨房では女性が数名と、若いご店主がキビキビと作っておられます。スタッフ同士で時々かわされるやり取りをみていても大変感じがいいですね。飲食店というと学生アルバイトさんがメインのお店とかが多いので、それに比べると若干大人なスタッフのみなさんは、少し新鮮でどこか安心感があります。
さて、ラーメンがやってきました。ぱっと見で驚いたのは、スープの上に黒い液体が「でろん」という感じで存在感を放っているのです。ドンブリを無理やり地球に見立てれば、それはまさしく暗黒大陸とでもいうか! さすがは「黒」。黒っぷりが見事いうほかはありません。
とりあえず、くちゃっとかき混ぜ、スープをひと飲み。おっ?全然くどくも濃くもありませんね。あっさりというか、むしろスッキリタイプ。でもコクがあるんですね。ちなみに黒い液体は「マー油」だそうです。そういえば、「マー油」の「マー」ってなんなんでしょうね? かつて世界中を震撼させた、馬さん率いる謎の中国アスリート集団「馬(マー)軍団」となにか関連性があるんでしょうか? ないですね、そうですか。
で、ベースはとんこつなんですけど、麺が少し太め(というより、極細ではない)。個人的にはもっと細い麺で食べてみたい気がしました。スープの上にはネギにまじって背油らしき姿も見えますね。
その日は、これで満足して帰ったんですが、どうしてもメニューに載っていた「和風魚介ラーメン」640円が気になり、今日のお昼に再訪してきました。アゴやアサリなどの魚介ダシに鶏がらスープ、エビ油が効いた…ということだったんですが、ラーメンの上に小さい干しエビ(桜えび?ほとんどアミに近いサイズ)が載っていてビックリ!
ちょっとビビリながらスープを飲んでみると、なんか薄いような気が…。ひょっとすると失敗しちゃった? しかし、それはおそらく大盛(+120円)を頼んでしまったからでしょう(麺の割合が多いと薄く感じてしまうものなのです)。食べ進めていくうちに、「おお、これは!」と深い味わいにすっかりやられてしまい、麺がなくなった後もスープをゴイゴイ飲んでしまいました。
「最近オープンのお店は、店舗数も多いからか、よく研究されているところが多い」というのはよく聞く言葉なんですが、まさしくそんな印象を受けました。オープンしたばかりでまだまだこれからなんでしょうけど、工夫を凝らされたチャレンジ的なメニューや、ご店主の真摯な姿勢などをみるにつけ、可能性をビンビンに感じてしまいました。ぜひ、がんばっていただきたいですね!
あ、そういえば、とんこつには「替え玉」、和風魚介ラーメンには「大盛」と、ラーメンの種類によってハラペコ対応を変えるという配慮がなされているんですね。細かいことですけど、こういうのにやられますよね(笑)。
あと、ランチ時にはセットメニューがあって、珍しくも炒飯を頼んだんですが、これがまた絶妙な味付けで美味でした。オススメです。
(by 大盛アニキ)
「麺屋 じょーだん」
■岡山市大供1-2-26
■営11:00〜14:30/17:00〜23:00
■休 不定

