こんちは。アニキです。
前回、親愛なるアネキが打ち立てた新機軸(笑)、「灯台下暗しな店」! そもそもそんなにあるわけないからこその灯台下暗しなんですが、まだまだあったのですよ。これまでの100数杯に含まれていない有名店が! そうです。みなさんご存知の『だてそば』! 媒体によっては『だて』になってたりして個人的にはそっちのほうがしっくりきたりもしますが、オランダ通りにある名店としてあまりにも有名です!
『だて』との出会いは高校時代ですね。「表町の裏通りにどえらいウマイカツ丼の店がある」との噂を聞きつけ、友人と月イチくらいのペースで通っていました。当時にしては少し高価な昼ごはんでしたから、小遣いやバイト代が出た週とかに限って行ってましたね。月に1回のご馳走だったのですよ。
で、デミカツ丼って珍しいので、県外からやってきた友人なんかを連れて行く機会が多かったですね。みんなあの濃い目の味わいにも驚くのですが、なんといってもカウンター内にいらっしゃる愛想の素敵なおば様たちのネイティブトークにガツンとやられるわけです。ちょっと早口でまくしたてれば、県外人にはほどんど判別不能な強烈な岡山弁。店を出るときには香川県民だろうが広島県民だろうが「でえれえなああ」とつぶやいていたものです。うつってるよ!
しかし、かれこれ20年近く前から行っているお店に関わらず、ここであの人気メニュー「支那そば」を食べたのは、ほんの最近なんですよ。若い頃にはあまりにもカツ丼がうますぎて、そばどころじゃなかったんですね。高校時代のボクの体は油もんとバカでできていたと言っても過言ではありますまい。まあ、今も同じ様なもんですけど。
ということで、「そういえば」と思い出して先日訪問。ちょうど表町では「ええじゃないか」というビッグなイベントが行なわれていまして、すごい人波でした。そのせいかどうかは分かりませんが、ピーク時間を過ぎても、やはり数名の人が店内外で待っていらっしゃいました。
「お待ちの間にご注文どうぞ〜」「カツ丼にはウズラの卵はお入れしてもよろしいですか〜」など、超丁寧な口調で案内&質問が店内を飛び交っています。カウンターの中は女性ばかり。賑々しくていいですね。
「今日は絶対にブログネタを持って帰るのだ。だから絶対に支那そばをたべるのだ」そんな風に強い決意でいたのですが、ワタクシが注文したのは「半々定食」950円。カツ丼のハーフと支那そばのハーフのセットってやつです。我ながら意志が弱すぎ、というか極めて中途半端だ。
座ったのはカウンターの一番奥の席。壁には紅や白の色紙にお品書きが書いて貼ってあります。インパクトがあるのは「獨眼竜スープ」というやつでしょう。カツ丼とセットで食べると美味しいんですよね。学生の頃、気になって聞いたことがあるんですよ。「なんで獨眼竜なんですか?」って。てっきりウズラの玉子がひとつ落としてるからかと思ったんですけど「それもあるけど、ほら、ウチは店名が『ダテ』だから」って。ああ、なるほどおおおお。大河テレビ効果でしたか!って、普通気付きますよね? いや、ワタクシは全然気づきませんでした。
それから、このお店は火曜と水曜がお休みなんですよね。「今日はがっつり喰うぜ!」って出かけていったら休みだった…なんてことも一度や二度ならず。休みを狙ったかのように行っちゃうんですよね。引きが悪すぎ!
さて、「お先にカツ丼をどうぞ〜」との美声と共にカツ丼が登場。んまい。ほむとうにんまい。
そうしている間に、支那そばも遅れて到着です。濃い目でシナチクたっぷりのクラッシック中華って感じです。「岡山の典型的なラーメンとは?」という質問をされたら、ワタクシはこの味を答えるかもしれませんね。そのくらいスタンダードな味わいです。
で、食べながらふと思い出したんですが、数年前にオカミさんが体調を崩されたとかで、しばらくお店を閉められてたことがあったんです。あのときは本気で心配でしたもんねえ。やはりハードな仕事ですから、くれぐれもお体は大事になさって、長くお店を続けていただきたいと思います。って、店内で放送されているテレビを見ると、やっぱりみのもんた。いや、このお店にはもんたが似合うわ。
(by 大盛アニキ)
「だてそば」
■岡山市表町2-3-60
■086−222−6112
■営11:30〜OS19:00
■休火、水曜

