2008年12月02日

【177杯目】豚松/しょうゆラーメン 590円

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こんにちは。先週、「なんの断りもなくブログの更新をサボった挙句、『忙しいから休んだんだモン!それがなにか?』と開き直りやがったよ!」と、周りのヒートをかってしまい、すっかりヒールと化してしまいました大盛アニキです。いや、本当に忙しくて…って、もう言い訳はええわ。

唐突ですが、昔話をしましょうか。

高校時代、ワタクシは映画少年でした。誰に頼まれたわけでもなく「1カ月に3回は劇場で映画を観る」という無駄なノルマを自らに課しての映画三昧。学校が終わっては駅前や千日前に足を運び、大スクリーンに夢を描いていたわけですよ。

当時はテアトル劇場や千日前文化シネマも健在でして、あのあたりはしょっちゅう歩き回っていました。でも、そのころから気になってはいたものの足を踏み入れることができなかったのが「銀ビルヨコの路地」でした。

なんかねえ、イメージはズバリ「大人の世界」って感じで。

そして少年も大人になり、ワタクシもすっかりおっさんです。

今回ご紹介する『豚松』さんは、そこにあるお店です。僕が高校生だった当時からあったかどうかは定かではありませんが、「魅惑の路地裏店」であることは紛れもありませんね。なんともまあ、心揺さぶられる好立地ではありませんか。

でも、残念ながらこれまでタイミングに恵まれず、お邪魔する機会がありませんでした。昼の営業をされていない…というのが大きな理由だったりするのですが、いろんな評判を聞くにつけ、「行きたいなあ」という思いは募るばかりでした。

そんなワタクシにチャンスが訪れたのはTJ12月号の某取材のとき。

表町3丁目にあるスポーツバーでインタビュー取材が入っていたのですが、それが夜の7時。終了したのが8時前ですよ。まだ帰社してからの仕事も残っていますから、自宅で晩御飯を食べるまでにインターバルもたっぷりです。よし、決行じゃ!

ということで、魅惑の横丁にチャリンコを横付け。ついに十数年来の宿願を果たす瞬間がやってきたのです。これまで、前を何度も通りながら開けることがかなわなかった扉に手をかけます。おお、すでに会社員さんが二組。しかも、おそらく知り合いじゃないだろうに気軽に会話を楽しんだりされています。そういう磁場があるのです。きっと。

そんな光景をうらやましく思いながらも、こちらは一見ですから遠慮がちにトビラから一番近い側の席に座りました。目の前では、TJのラーメン特集なんかでも何度もお顔を拝見した大将がせわしそうにラーメンを作っておられます。まるで「三国志」に出てくる高名な武将のようなご風貌が素敵です。その手前にディスプレイされているボンバーマンのスタチューを眺めながらメニューのチェックです。
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▲ボンバーマンスタチュー。
かなり年季が入っていて色合いも内観にベストマッチ。


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▲同じく視線が釘付けになった某公営ギャンブルのキャラクター(?)
つぶらな瞳にも程がありすぎです。


まず、「豚松ラーメン」というのがインサイト。「お店の名前を冠したメニューは要チェック」という思考にのっとりオーダーしかけましたが、どうやらワタクシがあまり得意でない「ピリカラ」な様子。しかも突如として「とんまつらーめん」なのか「ぶたまつらーめん」なのか?という素朴な疑問が浮かんできてしまい、「店名でもあるこの名称を間違えたら相当格好悪いぞ」という強迫観念がゆらり。とりあえずパスです(当然すぎですが「とんまつ」が正解)。

次に目に入ったのが「コテコテラーメン」ですが、かなり気になりながらもこれまたパス。突っ込みどころ満載の「うまいラーメン」、誤植ではない「塩バタコンラーメン」などに誘惑されながらも、結局いつものデフォルトっぽい「しょうゆラーメン」に落ち着いたのでした。なんかメニュー名からして話のネタになるものが多いですね。

しかし、ここからがいつもと違うところ。なんとサイドメニューのオーダーです。ここに来たら「名物玉子焼」330円を食べるべし!と、以前取材をした編集スタッフに聞いた覚えがあるのです。以来、「豚松で玉子焼」は、「F1優勝に月桂樹」「アカデミー受賞で長々と知人&友人への謝辞」レベルで憧れの対象だったのです。

カウンターの上にはデカイチャーシュー…というか肉の塊が鎮座しており、すさまじい存在感を放っています。テレビでは日本シリーズが白熱しており、外には昔ながらのディスプレーケース。なんともいい空間ではありませんか。

まず、玉子焼が出来上がりました。タイミングを合わせるかのように、奥の会社員の方が、手前の別グループの人に「ここにきたら玉子焼を食べんとおえんよ」なんていわれています。その会話をBGMにパクリ。トロトロの玉子にはマヨネがよく合います。これは確かに絶品。口の中がすっかり至福の空間と化しています。

続いてラーメン。

ゴマがたっぷりですね。チャーシューはトロトロタイプです。おお、これは超あっさり。飲んだ後に来る人が多いからでしょうかね?でも、旨みはしっかりで、ネギがいい感じでスープにアクセントを与えています。いやいや、満足です。

ちなみにこのお店、ライブハウスが近いとかで、その流れでこられる方も多いとか。「確かにねー」と納得の味わいでした。

(by 大盛アニキ)

「豚松」
■岡山市表町3-12-12 千日センター街ビル1階
■086-223-6556
■営18:30〜AM2:30
■休火曜

posted by ラーメンexp at 09:57| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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