2008年04月22日

【145杯目】札幌ラーメンどさん子 野田店

200804221410000.jpg

おまっとさーん(往年のキンキン調)。大盛アニキです!

さて世の中には、知っているつもりで実は知らないことっていっぱいありますね。

そして、よく知っているのに、実際には行ったことがない。そのくせ知ったつもりになっている…。そんな矛盾した勘違いな状況というものも数多くあるのですよ。

今回ご紹介する、野田にある『どさん子』さん。このお店がワタクシにとってはまさしくそうなのです。旧2号線沿いにあって、思いっきり生活圏内。会社からも程近いのに、これまでなぜか一度も行ったことがなかったエアポケット的なお店なのですよ。

んで、何で今まで行ったことがなかったのかを、考えてみたのですが、どうしても答えが見つからないんですね。チャリでもいける場所にあり、これまでお昼時に何度もその前を通っているはずなのに、立ち寄ってみようって思わなかった訳が、我ながらわかりません。

味の問題? おいしくなかった?

そんなはずはありません。一度でも食べたことがあるならともかく、味わったことがないのに、そんな判断が下せるはずはありません。もちろん誰かからそういった噂や評価を聞いた覚えだってありませんしね。

まあ何らかの思い込み、もしくは意識を越えた部分ですっかりとこのお店の存在が抜け落ちていて、ワタクシを素通りをさせてしまっていたのでしょう。それに気づいた瞬間、「これはもう、行くしかない!」と! 

しかし、このブログのタイトル部分に「目指せ岡山ラーメン完全制覇!」なる、やけっぱち感たっぷりの崇高すぎる目標を掲げておりながら、なんという体たらくでしょう。「知識のない望みは、砂漠の船と同じ」と、あの空手家ミスターミヤギも言っていたではありませんか! これではとても「完全制覇」なんて謳えませんね。返上します。いや、ぜひとも返上させてぇえええ。

でも、そういう「思い込み」って、みなさんのなかにもきっとあると思うんですよね。いや、ありますよ。あるに決まってます。今決めました!  したがって「この手の思い込みは万国共通」ということでコンセンサス完了! 反論はいっさい受け付けませんからね。よって、説得しても無駄ぁ。

そんなこんなで、「近すぎるがゆえに気づかなかった」というあだち充のラブコメのような状況下、己の腕をライターの火であぶるなどして自分に罰を与えるくらいの後悔の念を胸に、スーパーカブの「おしゃれ1号」にまたがってお店へ向かったのでした。

さて、いつも見慣れたお店に到着しました。店先の邪魔にならない位置に「1号」を停車させ、お店に入ろうと思った瞬間、思いもかけないサプライズがワタクシをおそいます。

そう、ちょうど同じくらいのディスタンスでもって、入り口が2ヵ所あるのです。「どちらから入るほうが店内での移動距離が短縮でき、ラーメン到着への近道なのか?」とっさに頭をよぎる二つの選択肢を勢いで突破し、若干近いと思われる向かって右の入り口から突入を敢行したのです。

カウンターに座りました。

瞬間、愕然とします。目の前にあるポップには「○○定食」「○○セット」といった、ラーメン無視のメニューばかり! 立てかけてあるメニュー表を見てようやく安心しました。

それにしても、ラーメン。種類が多いですね。

札幌系だけあって、味噌ラーメンを筆頭に、醤油ラーメン、とんこつ醤油ラーメン。かわりどころでは、スタミナ牛ラーメンとか、あんかけのロースー麺など。多分ロースーというのは青椒牛肉絲(チンジャオロースー)のロースーなんですね。本当にバラエティ豊富じゃないですか。

で、そのメニュー表に書いてあるキャッチコピーにまたしてもやられてしまう訳です。

曰く、「年間6000万人のお客様に愛されている。おいしさのメニュー。」

誠に断腸の思い出はありますが、事実は受け入れなければなりますまい。そうです。ワタクシ大盛アニキ。ラーメン好きを公言していながら、その6000万人のうちの一人に加わっていなかったのですよ。ショック!

さて、ワタクシがオーダーしたのは、おそらくこのお店のデフォであろう「味噌ラーメン」ではなく、ラーメン界の永遠のスタンダード(だと勝手に思っている)「醤油ラーメン」600円です。カウンターの上に掲げられている、年季の入ったブルーのプレートには「新味」というコメントが加えられていますが、いつの時点で「新味」なのかが非常に気になりますね。そして「古味」との違いってなんだったんでしょうね。

ラーメンが到着しました。ぱっと見、あっさり系なルックスです。北海道らしさを強調するかのように中央には存在感たっぷりのコーンさん、そしてワカメがたっぷり。もやしにメンマが添えられて、チャーシューがひとつ。麺は少し太めな感じですね!

味わった感想は…。なんというのでしょうか。ラーメン原体験的というか…。少なくとも「今どき」の味わいではないですね。昭和の昔、幼少のころに食べた味わいとでもいいましょうか。

すごく身近にありながら、でも行ったことはなくって。それなのに懐かしい味わいにほっこりしてしまうというこのパラドックス! 無闇に素敵です。

このシリーズ、個人的にちょっと気に入りましたので、ネタがあれば3部作くらいで続けてみたいと思います!

※おまけの「どさんこ」トリビア。『どさん子』さんとは別系列で、『どさん娘チェーン』も存在する。

※もうひとつおまけ。この看板。「お持ち」と「帰り出来ます」の間の空間、気になりませんか?
200804221411000.jpg

(by大盛アニキ)

「どさん子 野田店」
詳細は各自調査。
場所は旧2号線沿い。野田西交差点より少し東側です。
posted by ラーメンexp at 18:52| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする