2008年01月29日

【124杯目】洋明/坦々麺醤油味ライス付700円

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こんにちは。大盛アニキです!

なんか、「またお前かよ」って感じですか? アネキファンの皆さんの期待を裏切って申し訳ないですが、それは今日が火曜日なので仕方がないこと。残念ですが、あきらめて金曜日をお待ちください。

さて、おかげさまで怒涛の5日連続インタビュー連載も無事終了し、TJ2月号もコンビニや書店からは順調に姿を消している様子。素晴らしいことです。ご購入いただいたみなさん、本当にありがとうございます。

というわけで少し前の話ですが、例の長ネギ本部長オススメの近所の中華料理屋さんについに行くことができました。お店の名前は『洋明』。TJ本誌でも紹介されていたのでご存知の方も多いかもしれませんね。

このお店、シェフが駅前の有名中華料理店ご出身とのことで、オープン半年くらいですでにかなりの人気。お昼時にお邪魔してもいっぱいのことが多いんですよね。今回はたまたま13:00ころにわが社の女の子連中が行くっていうので一緒についていきました。

今回一緒に行ったのは、わが社が誇るビューティ軍団、通称「美女連」と呼ばれる精鋭部隊です。
そんなみなさまに同行をさせていただけるなんて光栄の至り。美女連4名にワタクシを加えた5人でお店にお邪魔をしたのです。

ちょうどお昼時のピークが終わったころだったのでしょうか? 入れ替わりで団体さんが出て行かれているところで、5人というちょっとした人数にも関わらず、ちょうど入ることができました。お店はこぢんまりした感じですが、カウンター席のほかに、奥にはテーブル席もあり、間仕切りをすれば、半個室感覚で使えるようになっています。残念ながら4人掛けのテーブルだったのですが、5人で占拠。お店の方が「狭くないですか? 2テーブルに分かれて座ったらどうですか?」と薦めてくださったのですが、「どうかお気になさらずに」と固辞してむりやり座り続けました。

このお店、日替わりランチが大変人気なのですね。この日は「海老と五目野菜の辛し醤油いため」と、かなりそそる内容だったのですが、私はあくまでも「ラーメン」ですよ。いくつかある候補の中から「坦々麺醤油味ライス付」をセレクトしました。700円。楽しみですね。ちなみにそのほかのラーメン系メニューは、「坦々麺胡麻味ライス付」720円、「五目野菜そばライス付」700円、「五目野菜あんかけあげそば」700円などがありました。どれもおいしそうですね。


待っている間、テレサテンの「つぐない」がBGMで流れるなか
「テレサテンがエンドレスで流れてるけど、マザーテレサって亡くなったんだっけ?」
「『洋明(ようめい)』って店名、ご主人が『ひろあき』さんなのかな?」
「ありゃ、ここビールが500円じゃが。安いなあ」
など、美女連はワイワイと会話を楽しんでいます。そうしていると、なぜかザーサイが先にサーブされてきました。何についているものなのかは不明でしたが、とりあえず全員でつつくつつく。

さあ、一番最初にワタクシの「坦々麺」が運ばれてきました。かなり大きめの器でインパクトがあります。チンゲン菜やもやしがのっていてグッドルッキングです。

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スープをひと口、「お、おいしい!」とたんに美女連が回し飲みを始めます。「そんなに辛くないねー」「でも後から少しくるかもー」「でも深みがあっておいしいねー」美女連は本当にかしましいです。

個人的には「坦々麺」はラーメンというよりも、中華料理色のほうが強いと思っているのですが、麺も弾力があってなんとも美味でした。で、なんで「ライス付」なのか?って疑問があったんですが、絶妙な辛みのあるスープですので、ご飯にあうんですよ。これはいいですね。

あと、700円という価格設定なのですが、なんと麺類メニューには杏仁豆腐がついているんですよ。これがまた絶品。絶対に700円は安いと思います。長ネギ本部長のオススメに間違いはありませんでした。

普通に日替わりを食べた美女連たちも「何で私たちは今までこのお店に来なかったんだろう」と、よく分からない後悔を口にしていました。このお店に足を運べば、ひょっとすると美女連と会えるかもしれませんよ!まあ、美女連だと気付けるかどうかは話は別ですが…。

(by 大盛アニキ)

「中国料理 洋明」
■086−246−3013
■岡山市西之町15−104
■11:30〜14:00/17:00〜OS21:30
■休水曜
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2008年01月26日

【特別版 最終回】 メイキング・オブ・「口コミラーメン必食71連発」! 〜回天編〜

みなさんお元気ですか? 大盛アニキです。

「タウン情報おかやま2月号」ラーメン特集の発売を記念しての、特別インタビュー。ついに愛と勇気の完結編です。

それにしても、さすがにラーメンファンの多い岡山。ラーメン特集の反響はすさまじいものがありますね。このブログのアクセス数だけ見ても、いつもの1.5倍くらいに増えています。通常対比150%ですよ。もしもこれを営業マンが見たら悶絶ものの伸び率なわけです。夢の数字ですよ、昨対150%なんて。

社内外でもうれしい反応を多くお聞きしています。ウチのスタッフもいつもあの表紙の本がデスクとかにあるわけじゃないですか。なので誘惑に耐え切れなくなって「ラーメン食べたいなあ」って、お昼は上司と部下が一緒にラーメン店に向かっていたり…。ほほえましいですね。

「発売数週間で書店やコンビ二から姿を消した」ってこともありえますので、まだ購入されていない人はすぐさまダッシュ&GOでお願いいたします。

で、何度も申しますが、今回は特別にシリーズものですので、ここから読まれているかたは【その1】からお読みください。

それでは今日は思いっきり、「ラーメンエクスプローラーズ」してください!(田中秀和調で)

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アニキ「ついに最終回。昨日が発売日だったので、すでにご覧になっている人が多いかもですね」

つる「そうじゃねぇ。手にとって見てもらうと『ここが載ってない』って思う人も多いかもしれんね。この場を借りて、本当にどうもすみません。物理的に掲載ページ数が限られていることもあって、山のように『いいお店なのに載せれない』っていうことがあったんよ。とくに今回はいろんな人からの口コミって言うスタイルじゃったけん」

アニキ「つるさんが載せたくても載せれないケースもあったと」

つる「あったあった。1軒だけ紹介するとね。バイパス沿いにある『ラーメン太郎』。ラーメン学会の人に言われて思い出した」

アニキ「ああ、『レモンラーメン』で有名なお店ですよね。実はボク、行ったことがないんですよ」

つる「お店は激シブで昔ながらの風情を出しているんだけど。ご夫婦がとてもクラシックがお好きなんよね。なんか高尚な感じの雰囲気で素敵なんよ。で、有名なのが『メンデルスゾーン』」

アニキ「は? チャイコフスキーではなく? なんですか、それ?」

つる「いや、出来あがったラーメンをね、ご主人がカウンターに置くんよ。そこに書かれてるのが…」

アニキ「ひょっとして…。『麺出るすゾーン』って…? 中途半端な『す』はなんですか?」

つる「いや、そう書かれた張り紙が貼ってあるのよ。ただ貼ってある。味や雰囲気ももちろんじゃけど、そういう部分も含めて、もうたまらなく好きなのよ」

アニキ「クラッシックというよりむしろダジャレ愛好家なんじゃないかって気がしないでもないですけど(笑)」

つる「いや、あの『ゾーン』を見るだけでも行く価値はあるよ」

アニキ「でも本当に、なんか残念ですね。岡山のラーメン店って店舗数も多くて質も高いじゃないですか。だから、何かに突出していたり、特徴が際立っているお店っていうのはいろんなメディアなんかにも出てきやすいですけど、アブラののっていて人気もあるっていう平均ランク以上のお店って、ゴロゴロしている割にはなかなか…」

つる「そうなんよ。そういうお店こそ紹介したいんじゃけどねぇ」

アニキ「たとえば『一番好きなお店はどこですか?』って質問したした場合、いろんな角度から考えて1件を選ぼうとするじゃないですか。でも、岡山の場合は個人ランキング10位くらいまでの層がメチャメチャ厚いというか。『選べねえよ、そんなの』っていうね」

つる「そうそう、『豚骨ならここ』とか、ジャンルわけするにしても候補店は多いもんね」

アニキ「よくラーメン店に行った人に『どうだった?』と聞くと、平然とした顔で『うん、普通においしかったよ』とか言うじゃないですか」

つる「そういえば使うよね、『普通においしい』って言葉」

アニキ「考えてみれば日本語としておかしいんですよ、『普通においしい』だなんて。『普通』なのか、『おいしい』のか、どっちなんだよって(笑)。でも、考えてみてください。言葉だけを見ると『おいしい』っていうのが『普通レベル』っていう意味ですからね。これはすごいことですよ。」

つる「そういえば、そうだねえ」

アニキ「人によっても使い方は異なると思うんですけど、おそらくは『メチャメチャの飛びっきり、生涯ナンバーワンってほどではないけど、十分に満足できるおいしさ』っていうニュアンスなんでしょうね。そんなお店が山ほどあるのが岡山じゃないですか。悩ましくも、限りなくぜいたくな環境に我々はいるわけですね」

つる「そういえば、私は今回50人以上の人にインタビューしたんよ。放送局の人、アスリートの人…とかね。で、それぞれに取材中の裏話がいっぱいあって。そっちも紹介したかったねぇ…」

アニキ「ほう、例えば?」

つる「『ファジアーノ岡山』の練習場へ行こうと思ったら、道に迷ってここでは書けんような場所に辿り着いてしまったり。あれはびっくりしたなあ。あと、放送局の人は、通常の撮影後にお箸をさしだして『最後にこれを持って撮影させてください』って頼んだら、超ノリノリで見たことのないような笑顔とポーズを見せてくれたりね」

アニキ「ああ、そういえばみんなお箸を持って写真に写ってましたね。かなり細かい演出がなされているな、と。そういえばアメフトの選手とかも」

つる「実はあの選手、取材時に肋骨が折れるっていう大変な怪我をされてるのに、20分くらいかかってプロテクターを身につけてもらったんよ。『どうしてもこの格好でお箸を持たなきゃだめですか?』って聞かれて『…はい』って。なのに掲載した写真、超小さい! すみません。あの方、かなりのイケメン選手なので…応援よろしくです」

アニキ「なんとも気の毒なお話ですね。イケメンファイター…つるさんの言葉に力がこもっていますね。でもその話を聞くと笑顔が痛々しくも思えてきました」

つる「ところで、作り手の立場として、今回多くのお店を紹介できんかった鬱憤を晴らそうと思ったら、やっぱりラーメン本を出すしかないねぇ。前に出した別冊本からかなり時間も経っているようだし」

アニキ「素晴らしいトスを上げてくださいますねー。ついに『ラーメンエクスプローラーズ』の宿願を果たすときがきた、と。現場の最高上司である長ネギ本部長に直訴してみますか! でも本気で作るなら、今回も『バイブル』って言われるような本にしなければいけませんねー」

つる「そうそう。本当に岡山のラーメン界は層が厚いけん」

アニキ「ハードルがバリバリにあがりますね。あ、最後に質問があるんですけど」

つる「なんかねぇ?」

アニキ「つるさんは本当に貧乏なんですか?」

つる「いやあ、取材期間中はお店の人にラーメンを食べさせていただけるのがありがたくって…。ランチ代とと晩ご飯代が節約できて助かったわー…って、長々話した挙句にそういうオチ?」


※ちなみにその後の調査の結果、彼女の枕詞となる「貧乏」のゆえんは、「マンガ買いすぎ説」「お菓子買いすぎ説」「免停3回の違反金説」「運転下手、ひとり事故修理代説」「奨学金返還中説」「海外留学の借金説」など諸説あることが判明。現在そのどれもが有力視されているとか。「貧乏つるはやっぱり貧乏だった?」のか?


どうですか? 

編集長に「うん、今回も相当に長いね」とソフトなダメだしをされてしまった入魂のインタビュー。5回に分けても長いもんは長い!

まあ、1冊の本…というか特集ができるまでの裏舞台というか、作り手の想いみたいなものを、少しでも感じていただけたらうれしく思います。

我々は本来、出来上がったもののみで勝負をするべきなんですけど、たまにはこういうアプローチも面白いんじゃないかと思います。機会があればまたやってみたいですね。

まあ、皆さんもこのインタビューで得た情報を元に、「県の統計課には『ラーメン』っていうカテゴリーはないらしいぜ」「メンデルスゾーンって、新保にいる…というか『ある』」なんて小ネタをさりげなく日常会話に混ぜるとおしゃれ度が増して素敵だと思います。ラーメンフリークな皆さん、いかがでしょうか?

さて、来週からは普通のヴァージョンに戻ります。

今回初めてごらんになった皆さん、だいたい週に2回メンバーを変えてラーメンめぐりの様子をレポートしていきますので、今後ともよろしくお願いします!

(by 大盛アニキ)
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2008年01月25日

【特別版 その4】 メイキング・オブ・「口コミラーメン必食71連発」!〜怒濤編〜

みなさんごきげんいかが? 大盛アニキです。

本日発売の「タウン情報おかやま2月号」ラーメン特集の発売を記念しての、特別インタビュー第4弾。全5回なのでセミファイナルです。

とかいいながら、すでに書店やコンビニには並んでいて、早くも購入していただいた方もいらっしゃるようですね。本当にありがとうございます。まだ買われていない人は、ダッシュでGOGO!

もしも「立ち読みで十分でしょ?」なんて思っている方には、寝坊をして急いで仕事や学校に行こうと思ったら、どうしても靴が片方だけ見つからないなんていうプチブルーな罰ゲームが待っていること請け合いです。それがいやなら、やっぱりGOGO!

ということできっと「はじめまして」の方も多いでしょうね。本誌を読んで「『ラーメンエクスプローラーズ』…。一体どんなマニアな集団なのだ」と目をギラギラさせてアクセスしてくださった皆さん、それはきっと間違いですので、どうか気を楽にしてお読みください。実はそんなに『奮闘』もしてませんし。

で、今回は特別にシリーズものですので、ここから読まれているかたは【その1】からお読みください。

それでは行きますかー!(アントン調で)

………………………………………………………………………………

アニキ「それでは、そろそろ本題に入りましょうか? ラーメンの特集って、今までのTJでもほかの雑誌でもいろいろやっているじゃないですか。特に今回どのあたりからアプローチをしようと思ったんですか?」

つる「個人的なことじゃけど、『おかやま』にブランクがあったけんねぇ。量で見せるのか、内容で見せるのか、ノリで見せるのか、デザインで見せるのかで迷ったよねぇ」

アニキ「やはりベテランとはいえ、ブランクに対しては慎重になる、と。一体どうやって解決の糸口を探ったんですか?」

つる「迷ったときにはまず現場に出る! 尽きるよね」

アニキ「余分なストロークを排した、ダイレクト過ぎるアプローチに乾杯です」

つる「ばり思ったけん。生の声を足で稼ぐのが一番だって。企画の始点は会議室にはない、現場にあり!」

アニキ「青島刑事を髣髴とさせる名セリフです。会議より現場! 深く胸に刻みます」

つる「そういう思いがあったけん、企画立案の前に調査をできるだけ深くしたんよね。ラーメンにまつわるキーパーソンだと思われる人に、最近のラーメン界の主な流れなんかをいろいろ聞いて」

アニキ「ラーメンフリークなどの事情通や、タクシーの運転手さん、業界関係者とかに話を聞きまくったんですよね」

つる「そしたら恐るべき答えが導き出されたんよ」

アニキ「ほう。聞き逃せませんね。その恐るべき答えとは?」

つる「岡山人はラーメンについて、それはもう、うるさいくらいに語りたがる…」

アニキ「うわ。きた! それはかなりアンタッチャブルなゾーンに潜入中ですよ!」

つる「ほんとうに普通の生活をされている一般の人が、自分にぴったりのラーメンのイメージを持っているんよ。とうぜん、そこに信念や価値観を持っていて、とにかくこだわるんよねぇ」

アニキ「なんか、香川県民にとっての讃岐うどんみたいな感じですよね。かならず一家言あるというか」

つる「だから、その人たちに本当に納得して満足してもらおうと思ったら、もう通り一遍の店紹介じゃだめじゃ〜と思って。街に普通に暮らしている、でもラーメンにちょっとは詳しい人たちにいっぱい話を聞いてドキュメント的に見せていくのが一番いいって思ったのよ。『街のラーメンドキュメント』みたいな感じで」

アニキ「ああ、なるほど。今回の特集タイトルにある『口コミ』という言葉にはそういう意味が込められていたんですね」

つる「そう、『口コミ』。この仕事をしてても、やっぱり口コミの威力が一番すごいと思うけん」

アニキ「『ローカルの口コミスピードはインターネットにも勝る』っていう名言がありますけど、身近な人たちから『ここはいいよ』って言われると信じますもんね。それにこの方法だと、最初に行なったタクシーの運転手さんとかへのヒアリングもそのまま使えてエコですしね(笑)」

つる「そうそう。それで放送局の人とか、フードアナリストとか、ラーメン学会の人とかに話を、さらにいろいろ聞いてまわったんよ。それが企画になっているっていうのがミソなんよねぇ」

アニキ「確かにとんでもない量のリサーチをしてましたよね。FAXとかが机の上にミルフィーユ状におかれていて。膨大な数でした」

つる「タクシー会社だけでも約80社に電話してアンケートをお願いした。でも県北とかではラーメン店って少なくって答えがなかったりするのよ。それでも食い下がって、『頼むから教えて』って言ったら『ないものはない』って(笑)。店舗は、県南に半数以上が偏ってるって本当じゃったね」

アニキ「ああ、確かにそう言われますよね。でも、言葉としては理解できているつもりでも、そういう風に実感できることって少ないですもんね。ある意味で貴重な体験ですよね」

つる「その裏を取るために県統計課で店舗数の調査をしたけど、『うどん』『中華系』『長崎ちゃんぽん』っていうカテゴリーで分かれてて、なんと『ラーメン』っていう単独のジャンルがない! 『長崎ちゃんぽん』はあるのに(笑)。なんじゃそれーって。どうも全国的に統計基準がそうらしいんよ」

アニキ「タクシー会社が県内に80社以上あるっていうのも驚きですけどね。次回最終回です!」

(by 大盛アニキ)
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2008年01月24日

【特別版 その3】 メイキング・オブ・「口コミラーメン必食71連発」!〜狂瀾編〜

みなさんこんにちは。大盛アニキです。

1月25日発売の「タウン情報おかやま2月号」ラーメン特集の発売を記念しての、特別インタビュー第3弾です。本誌はもうすでに書店やコンビニで入手できるかも?

ここから読まれているかたは【その1】からお読みください。

それでは参ります!(福留さん調で)

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アニキ「つるさんは8年くらい岡山を離れてましたよね。今回感じたこととかありました?」

つる「あ、その前に、コメントは企画調査のためにいろんな人から聞いた意見が入っていることを先にお断りしておきますね。さて、私が岡山で仕事をしていた90年代は、全国的なラーメンブーム。岡山のラーメン文化も土台づくりの段階。もちろん老舗店はずっとあったけど、新店がいっぱい現れて、人気を確立した時代なんよね」

アニキ「ああ、確かに。今人気店といわれているお店も、その時期に多くオープンしていますね」

つる「私が岡山を離れた2000年代になってからの8年間は、黄金期にインスパイアされた店がアレンジ・発展・進化を遂げた…。あ、これラーメンに詳しいNカメラマンさん、学会の人、フードアナリストの受け売りです。すみません。岡山にもラーメン店が増えて、層に厚みが増し、そのぶんお客さんの舌も肥え、味の傾向のカテゴライズ、細分化が始まった。お客さんの求める味にバッチリはまれば人気店、外れれば閉店。お店にとっては戦国時代じゃよねぇ」

アニキ「以前と現在の違いというか、帰ってきて気づいた新しいムーブメントとかってありました?」

つる「博多系で重めの豚骨のお店は昔は少なかったねぇ。もちろん『しっとうや』とか老舗の長浜系はあったと思うけどライトな豚骨だし。今回一番驚いたのはそれじゃねぇ。ヘビーな豚骨って当時はあんまりなかったんよ」

アニキ「個人的には岡山のラーメンの全国的な評価ってのが気になるんですよね。ボクは岡山のラーメン好きですし、おいしいって思ってるんですけど、それはボクが岡山に住んでいるからこその愛着とか身びいきが大きいんじゃないかと。相対的に分析された『全国に誇れる』という客観的なものではなく、『全国的に誇れるものであって欲しい』っていう願望に近いような。かといって、全国食べ歩くのも大変じゃないですか。だから他県の人とかには必ず聞くんですよ。『岡山のラーメンどうですかっ?』て。大都市である広島と比べて、どうですかね。岡山のラーメンって?」

つる「そうじゃよねぇ。広島のラーメンって九州のほうを向いとると思うんよ。じゃから岡山とは明らかに違うんよね。そこに尾道系の魚介なんかが入ってきとてるし」

アニキ「尾道系! 全国的な知名度と認知度を誇るオオモンの登場ですね。でもおいしいですよね」

つる「広島のラーメンは端的にいうとスープがにごっているものが多くて、岡山は比較的澄んでいるものが多いような。一概にはいえんけど。でも、山口、呉、広島、尾三(尾道&三原)、福山、笠岡、岡山と、ラーメンの山陽道めぐりをしてみるとそれぞれ特徴があって、一連の流れを形成しとるように思えるねぇ。山口はフグが入っとったりするのもあるし(笑)。広島には、つけ麺文化もあっておもしろいんよね。その麺の歴史に人情物語も絡んだりする。戦後の復興期にバラックでお好み焼き屋が立ちはじめた頃、モダン焼きの麺、ラーメン店の麺、つけ麺の麺が同じ製麺所で生まれた説なんかもあって。詳細は『仁義あり麺々』(TJひろしま発行)を入手して読んでよ」

アニキ「『仁義あり麺々』って、発刊当時からすごいネーミングだと感動してたんですが、やはりつるさんが一枚咬んで…。しかもその本ってメチャ入手困難じゃないですか? いやいや、そういう事情で広島にも独自な麺文化があるわけですね」

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▲これがTJひろしま刊の別冊ムック『仁義あり麺々』。
あふれ出るような男樹満載な表紙でインパクトあり。
「編集部へ問合せれば、今でも買えるかもよ」とのこと。

つる「個人的には岡山のラーメンは、やっぱり他県と比較してもおいしい店が多いと思うんよねぇ。評判がいまひとつの店に行っても、おいしいけん」

アニキ「岡山のラーメンファンとしては、大変勇気付けられる個人的意見ですね。さて、次回はいよいよ今回の特集について言及していきます。内容の核心に迫れるか?」

(by 大盛アニキ)
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2008年01月23日

【特別版 その2】 メイキング・オブ・「口コミラーメン必食71連発」!〜風雲編〜

みなさんこんにちは。大盛アニキです。

1月25日発売の「タウン情報おかやま2月号」ラーメン特集の発売を記念しての、特別インタビュー第2弾です。

「えっ?そうなん?」というかたは【その1】からお読みください。

それでは行ってみよう!

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アニキ「というわけで、つるさん。よろしくおねがいします」

つる「はい。よろしくお願いいたします。恐縮です」

アニキ「まず、『TJおかやま』としては2年ぶり。読者も待ちに待ったラーメン特集なんですけど、復帰して最初の特集がコレというのは…。プレッシャーとかありましたか?」

つる「ない言うたら嘘になるよねぇ。ラーメンは、ごまかしがきかんテーマじゃけん。(※以下、気取り語尾でなく広島弁の語尾「ねぇ」をイメージしてください。文字化すると不自然なこともご了承くださいませ)」

アニキ「のっけから仁義なき広島アクセントですね(笑)。『ごまかしがきかん』とは言い得て妙ですが、ずばり言ってつるさんはラーメン好きですか?」

つる「いや〜ぶっちゃけ普通なんよねぇ」

アニキ「普通!? またあっさりとおっしゃる!」

つる「でもその分、冷静に判断できるっていう利点もあるけん。特にラーメンは思い入れのある人が多いけん、創り手までが勢いに引き込まれて熱にうかされすぎるといけん」

アニキ「まあモノ創りにおいては、好きで突っ走る部分と、少し冷めた目線で観察する部分との両方が求められますから。主観と客観のバランスですよね。勉強になります!」

つる「正直ブランクもあったし、けっこう不安じゃったね。でもねぇ、ちょっとうれしい話があって。90年代前半、ペーペーの頃にアス(弊社)でピンク色の表紙のラーメン本を創ったことがあって」

アニキ「ああ、覚えていますよ、豚のイラストの。ボクは学生時代に買ましたよ」

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▲いまや入手困難。93年4月小社刊『ラーメン大図鑑』(廃版)。
すでに閉店されたお店も多く、当時を知る人間には涙モンの1冊



つる「その当時は、全国的にご当地ラーメンが注目された、空前のラーメンブーム。岡山(アス)はその波に乗るのが早かった気がする。全国TJネットワークの中でも早いタイミングでラーメン本を発行したけん」

アニキ「それまで岡山には『ラーメン本』ってなかったんですか?」

つる「ある程度の件数が載っている本格的なモノっていうのは、岡山では初くらいじゃったんよね。私もかなりの数の店を取材したけど、そのときに貴重な体験をいっぱいして…。『餐休』の店長さんに『ラーメンは表面だけをとらえたらいけん』って叱咤激励してもらったり、『丸天』の先代に豚骨と鶏がらの味わいの違いを伝授されたり、『金八』のご主人にしょうゆダレの何たるかを教わったり。そういえば『だて』の名物だった先代にも話を聞いたねぇ」

アニキ「岡山ラーメン史に燦然と輝く、あまりにぜいたくで濃厚なメンバーによる、とんでもなく豪勢で迫力のあるレクチャーじゃないですか!? 今では実現不可能だし! ある意味ラーメン魂伝承ですね。」

つる「そうそう。で、今回、企画の準備のためラーメン学会の人に話を聞きに行ったとき、その本を本棚から出してくれて、『これはバイブル的存在』『今の岡山のラーメンシーンの原点的1冊』って言うてもらって。それで自信が持てたんよ。新しい流れや、新店はいっぱいあるけど、黄金期の店主たちにラーメン取材に必要な基礎と根本を学ばせてもらったんだ。古い本を持っていてくれてて驚いたしうれしかったー」

アニキ「なんともハートフルなエピソードですね。次回は岡山のラーメンの魅力とは何か。そして『貧乏つるは本当に貧乏なのか?』の謎に迫れるか? 乞うご期待!」

(by大盛アニキ)
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2008年01月22日

【特別版 その1】メイキング・オブ・「口コミラーメン必食71連発」!〜立志編〜

みなさんこんにちは。大盛りアニキです!

今回は予定を変更して、というか最初からそのつもりだったんですけど、TJ2月号のラーメン特集「口コミラーメン必食71連発」の完成を記念して、特別ヴァージョンでお送りします。ズバリ、特集担当者に率直なところをインタビューするというか。

そうなんですよ。これまでに何度か宣伝をさせていただいたように、今週の金曜日発売の『TJおかやま2月号』は、2年ぶりのラーメン特集。このペースで行くと、次回特集時にはおそらくブログはやっていませんから、最初で最後(笑)? これは放ってはおけません!

ちなみに今日から5日連続でアップしますので、金曜日のアネキの回もお休みになります。熱心なファンの皆さんには申し訳ないですが、土曜日まで毎日更新予定なのでお許しを。アネキはその間しっかりネタをため込んでください。

そんなことを言うと「単純に、紹介するお店に困っての苦肉の策だ」なんて心無い声も聞こえてきますが、そんなネイキッド極まりなしなご意見は軽く無視して、とっとと進めたいと思います。

んで、これを読んでくださっている賢明な読者のみなさんは「今回のTJラーメン特集の裏話なんだけど、こんな話を知ってる? TJの人間に聞いたんだよ」なんて、ラーメン仲間たちに自慢してやってください。なんだったら「アニキに聞いた」って言ってもらってOKですぞ(それに何の説得力が?)。

さて、今回のインタビュー。特集の担当者はなんと、アネキの回に何度か登場してカルトな人気を誇っている「貧乏つる」こと「つる」さんです。とはいえ、皆さんには「貧乏」くらいしか情報がないと思いますので、簡単にプロフィールを紹介しましょうか。あ、そういえば、アネキのブログの中で一緒にカツラーメンを食べに行ったりしていたのは、この企画の準備のためだったんですねー。「カツラーメン」って、実際に誌面でも紹介してますからね。意外なところで伏線が生きてきますねー(そうか?)。


【つるさん・プロフィール】
華々しい実績とキャリアを誇る、超ベテラン女性編集者。10年近く弊社にて勤務の後、2000年に武者修行に出立。ネットワーク誌である『TJひろしま』で活躍し、同誌の編集長をはじめ、全国のTJネットワークの企画委員などの要職を歴任。昨年夏に『TJおかやま』へ里帰りをし、現在に至る。ちなみに今回の特集は帰還後初の担当企画となる。



ということで、ワタクシなんか比べ物にならないくらいに、さまざまな経験を積んだ猛者との1対1のガチンコ勝負です。今週は火〜土曜5日連続でお送りしますのでお楽しみに。

(by 大盛アニキ)
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2008年01月18日

【123杯目】来来亭 倉敷中庄店/こってりラーメン680円

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こんにちは、ネギ抜きアネキです。

1月13日、タウン情報おかやま2月号特集2「きらめくハタチの晴れ姿 成人式スナップ2008」の撮影のため、スタッフは各地の式場に散らばっていました。私は倉敷会場担当の撮影係。朝から倉敷チボリ公園でスタンバイです。

10時からの撮影開始直後から、新成人がどんどん集まってきます。呼び込みやらメモ係やら十数名でスタンバイしていたのですが、私の班にはきらびやかな羽織袴のお兄ちゃんばかりが集まってきました。黄色に紫に白に青に赤に…いや〜、鮮やかだなあと感心しきり。

パシャパシャと調子よく撮影していくうちに、羽織袴三人組の放った言葉。
「ちゃんと撮ってくれた? なあ、おばさん!」
おばさん…もしかして私のことかしら? 耳を疑い硬直する私。
「おばさん」と言ったその口?L?X?}?[?Nファインダー越しに三つそろってこちらを向いています。
「今、おばさんって言った?」
「なあ、ちゃんと撮れた?」
「データ、消そうか?」
と、クールを装いながら反撃する私。大人げないです。帰り際、彼らは、「なあ、ちゃんと載せてえよ、おねえさん」とやさしく声をかけてくれました。ま、えっか。

気を取り直して撮影を続けます。何十組か撮影し、昼前には終了しました。この場を借りて謝ります。掲載できなかったみなさん、ごめんなさい。

さあ、お昼です。スタッフ7人で向かった先は、新しくオープンした『来来亭』です。教えてくれたのは、編集室一の若さを誇る、ハタチの「とんこつペー女(じょ)」です?? 本人からは、「真夜中にラーメン店を探すハタチの女王にしてください」と申し出があったのですが、長すぎるので却下。とんこつラーメンと中華そばが好きで、夜中の2時52分に閉まる直前のラーメン店を探してさまよう、恐るべしハタチです????????

『来来亭』は、大きな黄色い看板が目印。全国的にも有名なお店とのことですが、私そのあたりがとんと疎いのです。ですので事前にホームページでチェックしましたところ、京都風しょうゆ味の鶏ガラスープが基本なんですね。定食もたくさんそろっていて、ちょっと楽しみです。

さすがにお昼どきなので、外で少し待ちました。そして、カウンターに女子ばかり5人で座って注文です。あっさりしたラーメンもいいですが、労働のあとはやはりこってりでしょう。で、私ととんこつペー女はこってりを、ほかの3人はラーメンを注文しました。

「私が作るこの一杯は、お客様とのご縁をつくります。」と、店長の言葉が書かれた一枚の表には、以下の文字が記してありました。

・麺の堅さ(柔かめ・堅め)
・醤油(薄め・濃いめ)
・背脂(抜き・多め)
・一味唐辛子(抜き)
・ネギ(抜き・多め)
・チャーシュー(脂身)
・情熱(抜けません)

最後の「情熱」は、Mドナルドの「スマイル」を髣髴させるものがあります…。それはさておき、ラーメン注文時にこの表に沿って希望を申し出ます。すべてを堅い、濃い、多めで注文するペー女。なかなか刺激が好きなようです。写真を見て、ややアネキ、ネギが食べられるようになったの!?と思われた方もおられるかもしれませんが、それはペー女のものです。ネギ多めです。私はもちろん、抜きを頼みました。

スタンダードなラーメンは、なるほどあっさり。京都風というよりは、昔の東京ラーメンという感じでしょうか(知りませんが)。こってりは、こってりなんですが、しつこくありません。塩辛さと背脂がいいあんばいです。見た目も全然違って、ラーメンは澄んだしょう油スープ、こってりは白濁スープです。実はどっぷりした天下一品のスープをイメージしていたのですが、意外にあっさりしたテイストでした。

「最近、替え玉できるようになったんですよ、私。前は人に頼ませといて横からもらってたんですけどね。やっぱり女性として恥ずかしいじゃないですかぁ」とペー女。忘れていた感覚! これが若い恥じらいなんだ! トンカツラーメン大盛りとごはんを平気で食べる私が見習わなくてはいけない、これがオンナヂカラなんだ! と、ラーメンを食べながら、教訓を得た一日でした。

今日の一言
「私にも ハタチの頃が あったよね」
(by 完熟ネギ抜きアネキ)

「来来亭 倉敷中庄店」 
■倉敷市中庄46−1
■086‐434−0347
■11:00〜24:00
■休なし
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2008年01月15日

【122杯目】大元食堂/中華そば294円

こんばんは。大盛りアニキです。

実は今日ご紹介しようと思ったお店は、青江にあります某お店。ほら、店内にジュリーのサイン色紙が置いてあることでも有名なお店ですよ。ジュリーといっても「のだめ」のヒロインでもなく、藤尾でもなく(それはジェリー)、夜というのに派手なをレコードかけて朝までふざけている人のほうです。田中裕子の旦那さんですね。その昔、太陽を盗んだという偉人です。

このお店、なかなか寄らせていただく機会がないんですが、昔ながらの中華そばって感じで大好きなんですよ。このお店の向かいにあるラーメン店もいいんですよね。青江、素敵じゃないですか。

で、お店にお邪魔したのが年末なんですね。仕事納めの日。まだ紅白前ですから「吾亦紅」を「われもこう」だと読めなかったころ。ココリコ遠藤と千秋は円満だと信じて疑わなかったころのお話です。近くの大型スーツストアでの写真撮影の合間にカメラマンさんとお邪魔して「おいしいおいしい」と大満足だったんですが、時間があまりなかったこともあって、すっかりメモをとるのを忘れていたんです。

「メモ?」と驚かれるかもしれませんが、こんなブログでも、ただテキトーに書いてるだけじゃないんですよ。テキトーは半分くらい。もう半分くらいの労力を駆使して、ちゃんとケータイ片手にメールをしているフリをして、いろんなことをメモっているのです。細かい部分ってなかなか覚えてなかったりしますしね。

ということで、今日になってメモがないことに気付き、かけないことが発覚。せっかくご紹介するならきっちりやりたいなあ、と。というわけで慌てていたんですわ。どうしましょうと。

しかも、そんなときに限って締切日だったりするんですよ。さらに追い討ちをかけるように別件で用事が入ったりで。気付けば15:30。ダメだ、今週は「【陳謝】ごめんなさい【陳謝】」とかって素直に謝ろう。そう思った瞬間です。

「昼飯食べた?」と声をかけてくれたのは、我が直属上司の太麺課長。「何をそんなに気落ちしているんだい、君という名の哺乳類は。おなかをいっぱいにして気分をリフレッシュしようじゃないか」「そうですね。じゃあ行きましょうか!」そういってふたりでエレベーターに乗り込むと、一緒に乗ってきたのは細麺の貴公子! 太麺と細麺のそろい踏みですね。

で、時間も時間なんで近くの『大元食堂』に向かって歩く野郎三人。「そういえばさ」「なんですか?」「この間、新人の○○さんが大元食堂で『中華そば』に『鶏から』っていうラーメンセット的なオーダーしたんよ。なかなかおらんよな」なんですって!

それを聴いた瞬間、「KY」といえば「将軍ワカマツだろ!」というくらい時事問題に疎いワタクシが、思わず「ギザウレシス!」と叫んでしまいたいくらいに感動をしたのです。

「えー困ったなあ。今日これからのことを書いちゃうわけ?またネタになっちゃうよ」と妙にうれしそうな貴公子。「いやあ、何たべよっかなー」独り言のオクターブが高い太麺課長。テンション上がりすぎです。

お店までは会社から5分ほど。

ご存知の通り、『大元食堂』は、各地に展開してご当地の名前をつけているグループ店ですね。近くで言うと『西崎食堂』とかありますね。レシートを見ると「日本一の食堂」と書いてあります。「日本一の食堂チェーン」なんでしょうか? 大きく出ましたね、というか、そういいながら『大元食堂』だったりするのですから、壮大なのか身近なのかさっぱり分かりません。

さて、お店に入ってトレイをとって、おかずを段々にとっていくおなじみのスタイル。「今日はラーメンを食べます」と宣言をしてしまったものですから、ほかのおかずが取れません。唯一、唐揚げはゲット。セオリーどおりこれでセットにします。

ほんの数メートルのおかず取るラインが、数百メートルにも思えるくらい、長く感じてしまいます。いつも思いのままおかずを取っているのに、それができないという状況がこんなに不自由なものだとは。なんて、勝手に自分にリスクを課しての行動。案外嫌いじゃありません。

ようやくレジにたどり着きました。普段はここでお汁とご飯を頼むのですが「あら、この人はおかずを唐揚げしかとっていないわ。貧乏なのかしら?」と思われては大変。先に会計をしている貴公子がご飯を受け取るか受け取らないかのタイミングで「中華そば!」と元気にオーダーしました。

中華そばはあとでテーブルに届けてくれるそうです。ドキドキしますね。ということで相変わらずワタクシのトレーには唐揚げだけが乗っています。「早く持ってきてくれ」そう願わずにはいられません。

テーブルにつくと、普通にご飯類をオーダーしている貴公子が、ゆで卵を取っています。ああ、そういえばゆで卵はサービスなんですね。当然、ダッシュで貰いに行きました。「それ、半熟煮たまごじゃないけど、ラーメンにのせるのかい?」のせません!

で、そのあとにテーブルにやってきた太麺課長。ふたりが持っているゆで卵をみて愕然。「どしたん、それ」「サービスよ」「そこでもらった」。すると課長、一瞬にしてなきそうな顔に。「はい、おまちどう。玉子焼きねー」おばちゃんが持ってきてくれたのはアツアツの玉子焼きでした。「茹で玉子がサービスだって知ってたら注文せんかったのに」はい、アフターカーニバルね。

さあ、肝心のラーメン…というか中華そばですね。前回の「あさひ軒」に引き続いてバリューラーメンです。器はひと回りくらい小さいタイプ…ですが、柄がいかしています。今どき珍しい「中華」って感じバリバリな器ですね。

具は大き目のチャーシューが一枚。ネギにモヤシというスタンダードなトリオです。スープをひと口。うん、クラッシックでスタンダードです。店内のBGMは「やさしさ紙芝居」から「恋人も濡れる街角」に変わっていました。食べ終わったときには「いっそセレナーデ」に。食堂で中華そば…いいかもしれません。

(by 大盛アニキ)

「大元食堂」
いろいろは調べてください。場所は大元です。
posted by ラーメンexp at 20:41| Comment(2) | 日記

2008年01月11日

【121杯目】ひさくま/味噌そば650円

ひさくま.JPG
遅くなりましたが、新年明けましておめでとうございます????
ネギ抜きアネキです。

本年も体力の続くかぎり、食べて飲んで食べて飲んで過ごしていきたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。

おっと、今日は1月11日! 1が3つもろった縁起のいい日に更新できるなんて????????幸先よいスタートです!

新年から仕事に追われ、ブログどころではない毎日を送っています。しかーし、アニキが更新した今週は、私もせざるをえませんがね! 街中でまだ行ってないお店は…と、思いついたのが『ひさくま』でした。夜遅くなり超お腹が空いていたので、こってりした大衆中華が食べたかったのもありますが。

22時を過ぎた頃、バイクで一人、はやる気持ちを抑えながら向かいました。こんな夜遅く、女性が一人で中華…なーんて、まったく気になりません。平気でのれんをくぐり、店に入ります。

店内には、2組のカップルとタクシーの運転手さんが、各テーブル席に座られています。テーブルは全部で4つぐらいしかないのですが、幸いにもひとつ空いていたので、そこに座りました。中華料理店なので、麺類から一品料理までメニューは実に豊富にそろっているのですが、私のお目当てはただひとつ。「味噌そば」です。

この「味噌そば」、私は勝手に『ひさくま』の名物だと思っているのですが、いわゆるみそラーメンとは異なります。ジャージャー麺の具が、麺とスープの上にのっているというか。色濃いしょうゆスープに、肉みそあんかけがのっているのです。

遠い昔、アスが内山下にあった頃、夜遅くによく出前をとっていました。通常は普通の弁当やそば、入稿日には豪華中華弁当!を注文し、英気を養っていたのです。その当時、スタッフのひとりがよく注文していたのが「味噌そば」でした。

麺類ですから、運ばれてきた頃にはちょっぴり伸びかけてしまうのはしかたありません。それにしても、箸で麺をつかむと、固まりの麺と肉みそが持ち上がるぐらいの、すごいインパクトでした。不思議とそれがおいしそうに見えたのです(でも当時は麺を注文しなかった)。

あれから十数年、久々の「味噌そば」をいただきます。しかし、お店で見ると、スープがなみなみではありませんか。あの郷愁の面影を求める私は、二口ほどすすったあと、一緒に注文した鶏の唐揚げ骨抜きをつまむながら待ちました。そう、麺がスープを吸ってくれると思ったからです。 

が、思いは通じませんでした。やや麺が伸びたぐらいで固まるまではいきませんでした…やや、新年から何を望んでいるのでしょう。麺の溺死は、もっとも許しがたい状態だというのに。郷愁とは、遠くにありて思うもの。ラーメンはできたてをすばやく食べてこそですよね! 伸びていない「味噌そば」もおいしかったです???[???i?????????j


今日の一言
「ソロ活動 今年こそは 卒業を」
(by 完熟ネギ抜きアネキ)

「ひさくま」 
■岡山市天瀬2−5
■086‐225-7957
■17:00〜23:00
■休月曜
posted by ラーメンexp at 19:54| Comment(0) | 日記

2008年01月08日

【120杯目】あさひ軒/とろチャーシューめん577円

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新年明けましておめでとうございます。大盛りアニキです。

年明け早々アクセスありがとうございます。2008年もなんとなく進めて行きたいと思いますので、皆様もなんとなくお付き合いいただけますようお願いいたします。

さて、新年は4日から仕事が始まりまして、5日の土曜日には早速「初ラーメン」とシャレこんだ訳です。土曜日で比較的時間的な余裕もあり、倉敷方面に用事もあったので、昨年中庄にオープンしたばかりの藤崎マーケット的ネーミングなお店に行ってみました。

ところが、「ラララライ」ってなリズムで長打の行列。まあ、まだお休みの人も多いですし、土曜日ですし、オープンして間もないですし…。「どうしようかなあ」と躊躇しながらも旧2号線を岡山方面へ向けて走り始めました。

中庄エリアって、ここ数年でラーメン店が一気に増えましたよね。旧2号と新幹線沿いの道路、その周辺を合わせればかなりの店舗数になるのではないでしょうか? 『麺屋 哲』がオープンしたあたりなんかもかなり激戦区になってますもんね。時間があればまたゆっくり回ってみたいものですな。

で、ワタクシが数あるお店の中から今回チョイスしたのは…。『あさひ軒』です。

あのど派手な看板に見覚えはあるものの「入ったことはない」という方も多いんじゃないでしょうか? そんなときこそ私の出番ですよ。大好きじゃないですか、その手のお店!

ここは大昔は『ふー太』があったんでしたっけ? 今も当時の名残か、ファミリー客が多いように思われます。お店に入って右側を見るとキッズルームなんかもありますしね。幅広い層をターゲットにしている庶民的なお店なんですね。

キッズルームに続いて目に入ってくるのは、昔懐かしの映画のポスターです。「男はつらいよ」とかの作品群が各所に貼られており、おそらく「トラさん? あー、わたし動物と子どもが主役の映画は見ない主義なんだー」「違えよ。トラさんは参議院だよ」なんて感じで、絶対に寅さん映画なんかみたことがない雰囲気の若々しいスタッフが迎えてくれました。

カウンターに通されました。目の前は厨房になっており、これまた若々しい皆さんが慌しく調理をされていますね。やはりこのお店もかなり忙しそうです。

ファミレス風にラミネート加工をされた親しみやすいメニュー表に目を通すと、このお店の大きな売りである「中華そば390円」というのが目に飛び込んできます!(税込みだと409円です)

まあ、今の時代180円のびっくりラーメンとか、定食屋さんの100円ラーメンとかありますからアレなんですけど、税抜きとはいえ400円を切るラーメンというのは、インパクト&迫力がありますね。

もちろんモノの価値というのは、商品の内容に対して適切であるかどうかですから、いくら安くても中身がショボければ意味がありません(でも、さすがに100円でラーメンが食べれるというのは、それだけでも価値があるような気もします。話の種にもなりますしね)。

このお店の場合は果たしてどうでしょうか? 安くてそれなりのお店なのか、それともうれしい驚きをあたえてくれるんでしょうか…? とか言って、実はワタクシはこのお店を訪れるのはもう数回目(笑)。ズバリ言うと、後者のほうなんですね。400円でこの味が出せるのは驚きだと思います。

ほのかに甘みを感じるスープには背油がたっぷり。半熟煮玉子がのっかり、薄切りのチャーシューも味わえます。ちなみにワタクシは珍しくも普通の「中華そば」ではなく、「とろチャーシューめん」を頼みました。リッチですねー。それでも577円ですから普通より安いくらいの価格なんですけどねー。ちなみにとろチャーシューは、お箸で強くつかめばポロリと落ちるくらいに「とろ」 でした。

いや、この価格でこの味わいなら、庶民派の代表選手、故・渥美清さんも天国から「YES」でしょう! ファミリーで気軽におとずれて欲しいですね。

ちなみに看板の「創業昭和45年」というのは、このお店の前身の店舗(というかグループの最古店)のことなんですかね。日本人はこういうフレーズに弱いですよね。はるかノスタルジーです。

(by 大盛アニキ)

「あさひ軒」

■倉敷市下庄481-1  
■086-462-8917  
営業時間などは各自調査でよろしくです。未確認でした。
posted by ラーメンexp at 14:34| Comment(0) | 日記