2007年07月31日

【87杯目】華光軒/中華そば500円

ほかの県ではあんまり考えられないんですけど、ご存知の通り、岡山にはタウン情報誌って少ないんですよね。特に有料誌に関してはほとんどなくって。でも、グルメ関係のムック本とかはときどき書店で見かけます。テレビ局だったり、他の出版社の発行だったりするわけですが、やっぱり気になって手に取ったりもしてみます。

で、「こんなお店があったのか!」と驚いたりもするんですよね。狭い街ですからネタがかぶっちゃうことは当たり前なんですけど、逆にいうと知らないお店が載ってたりすると悔しかったり(笑)。

今回お邪魔した『華光軒』さんも、そんなお店のひとつ。他社さんが出されているラーメン本に載っていて「駅前にこんなお店が?」と驚いたものです。もう数年前の話なんですけどね。

で、なかなかお邪魔をする機会がなかったんですけど、昨日たまたま思い出したので、駅前商店街をするりと抜けて、お店を探してみたのです。

前に見た地図のおぼろげな記憶で行くと、旧岡山会館のあたりなんですよね。で、細い路地を入っていくような感じ。高校時代にこの近くの大手スーパーでバイトをしてたので、この辺の地理には詳しいはずなんですけど、さっぱり見当が付きません。

現在はちょうどビルが工事中で、おもちゃ屋さんの前を通って…。あれ?細い隙間というか空間があるけど、まさかここ? ちょっとのぞいてみると自転車を押して人がひとりやっと通れるくらいの細い通路。その向こうには赤いノレンのようなものが見えます。おお、ここだ!

通路のつきあたりに空き地のような場所があったのでそこに自転車を止め、お店に入ります。看板も何もないので少し不安ですが、ノレンに「中華料理」と書かれているので問題ないでしょう。

店内に足を踏み入れると、満員状態でした。中にはOLさんの姿も。おそらく常連さんなんでしょうね。カウンターに座って、メニューを探そうとすると、頭上にはサイン入りの色紙がずらり! 古いものが多いようですが、唯一名前が判別できたのは、なんと仲代達矢さん! しかもそっくりの似顔絵(自画像?)入りですよ。日付を見ると、「1981」って! 黒澤明監督の『影武者』や乃木希典を演じた『二百三高地』が80年ですから、めちゃめちゃアブラののっていた時期じゃないですか。そういわれてみれば、イラストはどことなくマレスケちっくでしたよ。

おいしそうなチャーハンなどが気になりながらも「中華そば」を注文。当然「大盛りできますか?」とのアスクも忘れません。プラス150円でした。

メニューを見ると、めちゃめちゃええ感じです。「おじや」600円とか。「おじや」って、お店のメニュー名になかなかないですよ!あと、書き間違いじゃないかと一瞬心配になる「じゃじゃめん」700円。かなり有名みたいですね。辛さの調節ができて、5辛とかになると、スープが真っ赤なんだとか。辛口自慢の方はぜひどうぞ。

店内にはメニューのほかに、この夏の高校野球岡山大会のトーナメント表、「千の風になって」の歌詞、「つもりちがい十か条」(高いつもりで低いのが教養、厚いつもりで薄いのが人情…など、そのつもりでがんばりたいナイスな言葉が十個書いてある)、今年の干支の色紙などが所狭しと飾られています。ご店主が好きだったり気になったものはとりあえず貼っとけ!的に見事な店内コーディネイトが施されています。素敵!

さて、ラーメンです。

すっげえあっさり風の透き通ったスープですね。モヤシにカマボコ、ネギが一杯トッピングされています。アネキがオーダーを誤るとえらいことになりますよ、これは。食べてみてもやはりあっさり。これは好きな人が多いというのも納得です。「中華料理店のラーメン」とひと言でくくれない、上品で上質な一杯でした。

隠れ家っぽいというか、隠れ家そのものなので、知り合いを連れて行くと「へええ、こんなお店知ってるんだあ」と感心されること請け合いですよ。

そういえば。

このお店が載っていラーメン本を発行されている方に以前お会いしたことがあります。いろいろとお話をすることができたのですが、「全国的にも岡山のラーメンはレベルが高いはず。でも、それを証明できる手段がなかなかないんです」とおっしゃっていました。思いは同じなんですね。

どこが一番だとか、ランクが高いとか低いとか、そういったことにそれほど興味はないですけど、我らが愛する岡山のラーメンが、本当に多彩でおいしくて、全国で誇れるものであって欲しいなーと思います。

(by大盛アニキ)

「華光軒」
■ 岡山市駅前町1−1−11
電話086-222-8239
営業時間 不明
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2007年07月27日

【86杯目】とん平/ラーメン(大)630円

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7月25日、『キャンパス情報おかやま』を創刊しました???? たまにはPRしとかなきゃね。このフリーマガジンを各大学周辺で配布したのですが、朝から暑くて暑くて毎日汗だくだく。渡された学生は、さぞかし私の汗に驚いていたでしょうよ?????????i?????U?????jで、配布の最終日は、早朝から総社の大学に行って来ました。終わった頃にはお腹ぺこぺこ状態です。

ここで総社のラーメン発掘を、と前から目星をつけていたラーメン店に突撃したのですが、清掃中でした。一緒に行ったアルバイトさんに開店時間を聞かせ、ちょっと総社の街をぶらぶらしながら待つことにしました。そして、11時ジャストに入店! それがR180沿いにある『とん平』です。「とんぺい」と読むラーメン店は、県内にも数店ありますが、ここはけっこう古くからあるように思います。10年以上前に訪れた時から、新しい店ではありませんでしたから。

豚の香りが充満する店内は、昔と変わりありません。バックミュージックの演歌、カウンターや机のしつらえは、ちょっと昔のドライブイン風です。席に着くとまもなく、お水と小皿が運ばれてきました。小皿の中には梅干が2つ。ご飯を頼まなくても、もれなくついてくるようです。アルバイトのSさんは「ラーメン」、Oさんは「わかめ入ラーメン」、私は久々に「ラーメン(大)」を注文しました。数名のスタッフを見たOさんは、「この店、平均年齢高いですねえ」とぽつり。学生である彼女の一言には、いつもひやひやさせられます。かくいう私も、「あっちいなあ〜」とうっかり大きな声を出してしまいました。すると、店の方がエアコンの送風口を私の方に向けてくださいました。いやあ、ひやひやですな、ホント。

さあ、ラーメンが運ばれてきました。まず普通、わかめ入りが運ばれてきて、いよいよ大盛。なんと、どんぶりが2倍の大きさ???????i?????jぐらいあるではないですか(上の写真で確かめてください)。ちょっと頼んだことを後悔しましたが、チャレンジするしかありません。ラーメンは、濁り系のとんこつしょうゆ。ちょっときつめの香りも好みです! 麺はやや柔かいものの、問題のないレベルでした。スープは濃いめですが、意外とさっぱり。途中、箸休めにかじった梅干効果で、時間はかかりましたが、最後まで美味しくいただけました。

「アネキ、その汗のかき方、ハンパじゃないですね。やっぱりアスリートですね」と、大汗をかきながらラーメンを食べる私を見て、またOさんがポツリ。どういう意味かな? 「このあと、アイスを食べましょうよ。暑いばっかりでは終われないですよね」とはSさん。デザートをいただくのに、どうやら女性はそれぞれ勝手な理由をつけるようですね。食後、2人はアイスを堪能していました。

さて、会計です。なんと計算はそろばん! 最後まで期待を裏切らない、風情のある店でした。帰りの車中、「ワタシ、さっきの店に行ったこと自慢しますよ」と、またOさんがぽつり。「どんなことを?」と突っ込むと、「あの平均年齢の高さ、ラーメンの美味しさ、店構え…」と、一番にスタッフの年齢に触れました。若い時って、他人の年齢がよほど気になるんでしょうね。スタッフについては、ぜひお店に足を運んで真相をお確かめください。

「私と大学生とで合コンできるかしら?h?????n?[?g
「それはあのぉ…懇談に思われます????????
これはその前日交わされた、私と他の学生アルバイトとの会話です。

今日の一言
「年の功 ラーメン数なら 負けないぞ」

(by 完熟ネギ抜きアネキ)

「とん平」 
■総社市井手925-1
■0866-93-2695
■11:00〜OS20:30
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2007年07月24日

【85杯目】味どろぼう/らーめん500円

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暑いですね。一気に梅雨におさらばですね。でもまだ70%盛夏って感じ? セミがジンジン言い出して、入道雲がニョキニョキあがって、○○高校が甲子園に行ってこそ夏! 待ち遠しいです!

さて、今日お邪魔したのは『味どろぼう』さん。岡山商工会議所の近くですね。実は半月くらい前にこのお店にお邪魔しようと思い立って目の前まで来たんですけど、すぐお隣の「なべ膳」さんに行っちゃいました。ずこっ。

で、今日は『味どろぼう』リターンズ。このお店はワタクシがまだこの会社に入る前、それこそ10年近く前に一度行ったきりですから、本当に久しぶりなのです。

それにしてもこの店名。『味どろぼう』って、分かるような分からんような名前ですよね。 誰が、何を、どこから盗もうとしているのか、さっぱり分かりません!「ママカリ」みたいに、隣の店から泥棒したいくらいにおいしい!って意味なのでしょうか?

さて、ちっちゃい「営業中」の看板に励まされてドアを開けてみると、うぉっ!大入り満員!しかもお客さん全員が男性! 素晴らしい!なんとも昭和なラーメン店って感じです。でも、内装は凄く小奇麗にしてあって印象がよいです。ここ10年の間に改装されたのかもしれませんね。

メニューを見ると、ラーメンメニュー中心ではあるんですが、ドンブリや定食ものもあって、大衆中華店って感じもします。厨房の中ではご主人と女性の方が目が回るような慌しさで料理を次々とこなして行っています。近くに大手の運送会社があったり、企業なんかも多いですから、お昼はいつもこんな感じなんでしょうね。

テーブル席もあるんですが、今日はひとりだったのでカウンターに座りました。すると、先に隣のおじさんに運ばれてきたのが「味噌五目」700円、すげえおいしそう! 反対側の男性には「焼肉定食」700円。いずれもボリュームがあってインパクトが強いです。唐揚げ系の定食なんかも結構な量が盛られてましたよー。さすが。ペリカンさんのパワーの源はここの定食なのかも。

さて、ワタクシはいつもの通り普通のラーメンをオーダー。メニューにはなかったんですが「大盛りできますか?」と聞くと大丈夫でした(ちなみに120円プラス)。

運ばれてきた大盛ラーメンはねえ。まず器がデカイ。で、濃い口なんですけど、麺にスープがベストマッチでしっかり絡んでいます。スタンダードなナツカシ系しょうゆ味なんですけど、量がかなり多いのに、食べ進めても飽きがこないんですね。

驚いたのは中に入っているメンマ。明らかに色が濃いくて「しなっ」って感じなんですよ。ぱくりとやると、瞬間甘い!なのにそのあとピリカラ。なんじゃこりゃ。癖になりますね、これは!

麺がなくなった後のスープを飲んでみると、メンマの甘みが移っているのでしょうか、ほのかに甘みが感じられるんですよねー。なかなか食べ応えのある1杯でした。

「さて帰ろう」と思い、お店の前に止めていたチャリンコのところに行くと、となりに「味どろぼう」のロゴ入りチャリが! スゲエ! さすがにこのチャリンコは「どろぼう」できませんわな。お後がよろしいようで。

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▲ロゴ入り(?)チャリ

(by大盛アニキ)
「味どろぼう」
電話086‐232‐8987(出前もできるようです。素敵!)
場所は岡山商工会議所から東に横断歩道を渡ってチョイ先左手
営業時間11:00〜15:00/17:00〜20:30 ※土曜は11:00〜14:30
休日曜、祝日
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2007年07月20日

【84杯目】味屋/チャーシューメン550円

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先週、珍しく一度も外に飲みに行きませんでした。ここ数ヶ月で初めてのことです。とにかく、一心不乱に仕事に打ちこんでいました。そんなTJOの入稿を終えてほっとひと息ついた夜。台風がやってきました。次の日はソフトボールもお休み。久々になーんも予定のない日曜を迎えたのです(自慢にならない)。

疲れた身体を癒すには家でゆっくりすればいいのですが、それはできません。深緑を見て温泉に浸かろうと思い立ちました。さっそく16年来の相棒、ランクルナナマルを駆りヤ?i?q?u?jスティービーワンダーや70年代のオールディーズを聴きながら(クルマが古くてカセットテープしか聴けない)トリップしていきました。そして、最初の目的地、真庭市の『西海岸』ヘ!ここはでっかい倉庫の中にあるアウトレットショップと言ったらいいでしょうか、すごい大バコなんです。そこで長時間、Tシャツを選んでいたので、足の裏が疲れてきました。足が疲れたので、単純に足温泉に行きました?????C???i?????jしーん

さて、お風呂に入るとお腹が空きますね。ここはやはりラーメンしかないでしょう。でも、真庭周辺には意外にラーメン店がありません。また少ない引き出しを覗き、落合のとある店を久々に訪れたのですが、なんとまったく別のお店になっていました。一瞬、浦島太郎になりましたが、挫けずそのまま、北房を抜け高梁へ。もう夜の20時を過ぎていました。

城下町の旧道に入ったところで、「関東煮」と書かれた赤いちょうちんが目に入りました。そこには『味屋』という看板が。昭和レトロな外観を裏切ることなく、店内の様子もかなりなものでした。地元のファミリー、飲み帰りの人、ゆったりした岡山弁…すべてが郷愁をそそられる光景。ラーメンはノーマルのほか、みそ味やとんこつ、夏らしく冷麺も。さらに、うどんやそば、関東煮のおでんなどのメニューがそろい、のんびりした食堂の風情です。ちょっとおでんも試したかったのですが、酒が欲しくなるといけないのでやめておきました。

この日はお腹が空いていたので、珍しく「チャーシューメン」を注文。運ばれてきたチャーシューメンは、ずいぶんと色が薄いものでした。かすかに鶏ガラの香りがするスープをすすってみると、色と同じで薄味でした。麺は中細ですが、柔かかったです。ラーメン、というよりうどんに近い感じ。チャーシューはあっさりしたハムタイプ?です。でもなんとなくほっとする味ではありました。長いこと、地元に愛されるゆえんは、あちらこちらで感じとることができました。

帰路に就いた時、BGMを吉川晃司に変えました。冒頭で申し上げたように、カセットテープしか聴けないのです。それでももっと新しいのがあるだろうって? まあ、青春の想い出に耽りたかったのですよ、この日は。美しい緑を見て、懐かしい道を走り、懐かしい曲を聴いて、いろいろな出来事を想い出しました。ちょっとセンチな乙女に戻ったわけですが、ラリーみたいな走りとワタシを見たら「ゲッ、どこが?????`?i???_???????j」って感じなんですけどね。久々に自分らしい自分に戻り、忘れかけていた五感を働かせた、有意義な一日でした。あっと、またラーメンから脱線しちまった!

今日の一言
「ラーメンを 食べてセンチな気分かな」

(by 完熟ネギ抜きアネキ)

「味屋」 
■高梁市本町74 
■0866-22-2568
■11:00〜AM1:30
■休火曜
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2007年07月17日

【83杯目】らーめん誠家/東京風らーめん550円

みなさんご存知のラーメン店激戦地、「通称・ラーメンストリート」に、また新たなお店ができたと聞いて、今日のお昼に単身乗り込みました(ラーメンストリートとは、岡山市の下石井あたり。『イトーヨーカドー』の裏の通りです)。

店名は「まことや」さんとお読みするんでしょうか?おなじ読みのお店がありますね。それとも「せいや」さんかしら?だとしたら、数年前に西大寺に同じ名前のお店がありました。関係あるのかな?

チャリンコで到着すると、なんと「ばかしぼり」のお店のすぐ隣ですよ。2軒並びっていうのも珍しいですね。『丸天』さんと『丈』さんとかぐらいじゃないですかね。

お店に入ると、3名のスタッフの方が元気に迎えてくださいました。席に着くなり「お昼はライスがサービスなんでご自分でよそってください」と。大盤振る舞いじゃないですか!

カウンターに座ると目の前には、バカでかいチャーシューのブロックがドン。思わず、太肉系のメニューがあるのかと思って探してしまいました。ないですね。普通のチャーシューなんですね、これをスライスするんでしょう。

メニューをチェックすると、「東京風らーめん」550円「博多風らーめん」600円「特製味噌らーめん」650円。ほほう、3種類ですか。ここは迷わず東京風をチョイス。なんとなくデフォルトっぽかったので。

3名のスタッフのうち、一番年配の男性がご主人っぽいですね。一見頑固そうな感じですが、お話をしてみると親しみ深い雰囲気の方でした。ラーメン店のご店主って感じですね。

かなり手早くラーメンが出てきました。ゆで卵にナルト、メンマにもやし、麺はちぢれです。これで大き目のノリがのってたら典型的な東京風ですよね。スープをひと口。しょうゆキリリ系です。飽きのこない感じの味わいですね。非常にシンプルでした。目の前ドンのチャーシューも、程よい弾力で美味しかったですし。

次はぜひとも、博多と特製味噌を試してみようと思います。というか、せっかくなんで「特製味噌」も地名にすればよかったのにね。「札幌」とか「長万部」とか。まあ、別にどこにもちなんでないのならつけようもないですけど。

そういえば、台風が過ぎ去った後だからか、今日は少し風が強くて、入り口のノレンがめくれ上がっていました。それに気づいてダッシュで直しに行くスタッフの方。そうですね。新店ですから、看板が命ですもんねー。

ということで、ますます目が離せないこのエリア。ラーメン好きのパラダイスになればいいですね(このシメ、適当すぎ)。

(by 大盛アニキ)

「らーめん 誠家」
営業時間などは各自調査。
場所は岡山市下石井の『ぶんぶく堂』さんのすぐ隣です。
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2007年07月13日

【82杯目】しっとう屋/長浜ラーメン600円 

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珍しく遅くまで仕事をして、くたびれて帰ろうとした週末、「アネキィ〜、そのまま帰るんですかァー?」と、大きな声に呼び止められました。声の主は、新人のギャル麺(初登場!)。マスカラの落ちかけた目??は、すごい迫力です。「いや、その、なにか…」と、後ずさりしていると、さらに迫力ある顔で「ご飯食べに行きましょうよぉ」と甘えてきました。ほっ。ただの食事のお誘いでした。

「どこ行きますかぁ〜」とギャル麺。最近、食傷気味のアタイ。何が食べたいのか、すぐには思い浮かびません。「そうだ、ステーキ店のお夜食を食べに行きましょうよ」と、彼女が挙げたその店とは、中央町にある某高級ステーキ店でした。新人の口からそのような店の名が出るとは…時代は変わったものですね。量は少ないのですが、「お夜食コース」なら3500円でいただけるということです。何を隠そう、ステーキ大好き???i?O?[?jな私ですから、異論はありません。

そのお店は高級感にあふれ、もてなしも洗練されていました。ステーキはヒレとサーロインで80gしかありませんでしたが、ほっぺが落ちそうなぐらいおいちかったです! でも、そのようなそぶりは少しも見せず、スマートを装っていただきました。アハ。ビールをジョッキ二杯飲んで、最後のしめはガーリックライス。これもおいちかったです。店を出たあとは、ちょっとバーへと思ったのですが、探していた店がみつからず、なんだかラーメンの気分になってきたんです(なんででしょう)。

深夜の中央町界隈はとても賑わっていました。女性二人でふらふらしていては危険!?なので、『しっとう屋』に入りました。店内は大変賑わっていました。とりあえずビールと「えび入ニラまんじゅう」を頼んで、飲み直し。この日は疲れていたのか、酔いがまわるのが早く、ギャル麺の顔が男性に見えるほどでした。まあ、実際にそんな顔なんですけど??しかも、先ほどのお夜食がきいてきて、おなかがどんどん張ってくるのです。これはやばい、と感じ、慌ててラーメンを頼みました(なんででしょう)。

長浜ラーメンがやってきました。極細麺です。早く食べないとのびてしまう、と焦りだけはつのるのですが、箸が進みません。ニンニクをつぶし、高菜や紅ショウガを入れ、まずはスープをいただきます。意外とあっさり。飲んだあとにぴったりですね。それから少しずつ麺をいただきます。ギャル麺と分け合いながら、長い時間をかけてやっと一杯食べ終えました。超珍しく、ビールもちょっぴり残してしまいました。おなかははちきれんばかりです。やっぱり、ステーキとライスのあとのラーメンはキツイですね…。

今日の一言
「しめラーメン ビールがなくても 大丈夫」

(by 完熟ネギ抜きアネキ)

「しっとう屋」 
■岡山市中央町4-10
■086-222-4108
■19:00〜AM3:30
■休日曜・祝日
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2007年07月10日

【81杯目】一元/中華そば600円

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世の中には「隠れた名店」という言葉があります。

かのインディアナ・ジョーンズ博士も「我々が求めるものは事実であって真実ではない。つまり『失われた都市』とか『埋もれた宝など存在しないのだ」と言っていたように「隠れていながらなんで名店?」と矛盾を感じたりしないでもないですが、「隠れた人気店」ならいざ知らず、隠れていようがいまいが「名店」は「名店」なのですよ。

まあ、隠れた名店には、隠れているなりの理由があったりするのだと思います。単に知名度がなかったり、場所が極端に分かりにくかったりとかするのだと思いますが、なかには意思や意図を持って、露出を控えられているお店もあるのでしょう。

にしても、「隠れた名店」…。なんていい響きなんでしょう。

昭和のプロレスでよくささやかれていた「未知なる強豪」チックで、ファンタジーあふれまくりじゃないですか! ラーメンファンの心をわしづかみにして余りある言葉のマジックですな。

今回の『一元』さん。ワタクシの中ではまさしくそんなお店なんです。もちろん、熱心なラーメンファンの皆さんにはすでに有名だったりするわけですけど、お店の実力のわりに、一般的な知名度はまだまだ低いように思われてならないんです。

その理由のひとつは、現在お店がオランダ通りで、行列のできる超有名店のお向かいにあるという、その立地にあるのではないかとにらんでいます。どうしてもあの行列の前にかすんでしまっているのではないかと…。「そういえば『やまと』の前にもラーメン屋があったなあ」的な。

ハッキリ言うてそれは認識不足です。『やまと』さんはもちろん美味しいけれど、まったく違ったおいしさで、『一元』さんも高い人気を誇っているのですよ。席数は20席ほどですが、昼時はいつもお客さんで埋まっています。昔は桃太郎大通りにあって、かなり老舗のようですから、昔ながらの常連さんも多いんでしょうね。表町近辺でお店をしている方などにお話をお聞きしたら「ワシはここでしか食べん」なんて言葉もよく聞きますし。

久しぶりにお店をのぞいてみると、やっぱり大勢のお客さんが入っていました。上品な感じの奥さんが「おそばですか?」とオーダーをきいてくださいました。おそばです。

そういえば、このお店。数年前の「タウン情報おかやま」のラーメン特集で取材をさせていただいてるんです。そのとき、このお店のカップめんが発売されてまして。パッケージにうつっているご主人が「とくダネ!」の小倉さんにそっくりだったのを思い出しました。
メニューをみると、有名な「五目そば」とならんで、「とんかつそば」「とんかつ冷麺」などがありました。岡山名物ですもんね。

中華そばが届きました。香り高いスープに透明感のある麺。さすがの味わいです。久しぶりに食べましたが、正直感動に打ち震えてしまいました。チャーシューも絶品なんですが、やっぱりスープがめちゃめちゃウマイ! 

カウンターのところで年配の方が中華そばの持ち帰りを注文されていて、渡す際にご主人が「今日は湿気が多いから、麺を茹でるのは2分くらいにしてな」と。すげえ!映画『UDON』の世界ですよ。こだわってますね!職人さんですね!

帰り際、お店の前に止めていたチャリンコにまたがり、お店のほうを見てはたと気づきました。このお店が「隠れた名店」と言われる理由。「あ、分かった。すだれのせいだ」。店先隠れすぎ。

(by 大盛アニキ)

「一元」
岡山市表町1−8−66
086‐231‐2618

※はみ出し情報。
『一元』さんによく似た名前の『一代元』さん、以前ご紹介をしましたが、閉店されたそうですね。残念です。
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2007年07月06日

【80杯目】ラーメンごんべえ/ラーメン500円 

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ここんとこ、ややくたびれています。夏バテなんでしょうか。そんなときにはラーメン食べて、元気を出そう! スゴイ、今回で80杯目です!

7月2日、取材で真備(倉敷市)に行ってきました。せっかくの真備エリア、どこかでラーメン食べなきゃと、出発前からはりきってリサーチしたんです(仕事せえや)。そこで見つけた先が『ごんべえ』でした。会社を出発し、総社、山手を通りながら、数々のラーメン店をチェック。いっぱいありますねえ。そして、清音から川辺橋を渡る頃には、頭の中で「ごんべえ、ごんべえ」の大合唱????????

川辺橋を渡って少し進んだ国道沿い、集合店舗の一角にある『ごんべえ』をチェックした後、取材先に向かいました。言っときますが、仕事はきちんとしましたよ(当たり前じゃ)。さて、取材終了は15時30分頃、ちょうどおやつの時間です。お店に入ると、15時台後半にも関わらず、結構客がいらっしゃいました。ラーメンは、ノーマルから激辛まで数種類用意されています。バターやコーン、キムチなど、トッピングも豊富です。

私は「ラーメン」500円を頼みました。運ばれてきたラーメンは、今回も濁系です。見ためはちょっと『荒重』に似ています。トンコツしょうゆでしょうか。お味の方は、やや甘めのまろやかスープ。そして、麺はなかなかのアルデンテでした。

いつものことですがワタクシ、スープと麺のことしか書いてないですね。実は、具にあんまし興味がなくて。チャーシューとか、メンマとか、ネギとか、別になくても、素ラーメンでもいいくらいなんです。でも、唯一の例外はあるんですよ。それがカツ。カツラーメンって、全国的にも珍しいようですね。ああ、食べたくなってきたわん!

今日の一言
「仕事中 トンカツばかりが 食べたくて」

(by 完熟ネギ抜きアネキ)

「ラーメンごんべえ」 
■倉敷市真備町川辺1913-1
■0866-98-7711
■11:00〜21:00
■休水曜
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2007年07月03日

【79杯目】王様/中華そば550円

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こんにちは。大盛りアニキです!

今回、ワタクシは岡山県庁近くにきております。最近このあたりをうろつくことが多いんですが、しばらく足が遠のいていた1軒のお店にやってきたのでした。

そのお店は『王様』。なんともキングダムでゴージャスなネーミングと、昔ながらの喫茶店を思わせる店舗の佇まいで有名なお店です。古くからあるんでしょうかね? コアなお客さんが多いという印象があります。

コアなお客さんといえば。このお店に行く前に、ネットでちょっと調べてみたんですが、このお店の熱心なファンの方がいらっしゃって、岡山のいろんなラーメン店のご紹介をして、それぞれにポイントをつけておられるのですが、そのポイントの単位がなんと「王様」。「1.2王様」とか、「0.95王様」とか(笑)。

曰く、「スタンダードである王様ラーメンと隣同士で営業していたらどちらに行くかという基準で判断する指標。1王様なら一回おきに、2王様なら3回のうち2回は行くという意味」だそうです。すげえ、仮想ガチンコ対決!しかも常に王様が受けて立っているわけですよ!(本当はそのサイトをご紹介したいのですが、なにか問題があってはいけませんので割愛します。気になる方は検索してみてください)

ということで、俄然興味しんしんでやってきました。数年前に「娘。」と一緒に来て以来ですねえ。まず、お店に入ると、12時過ぎたばかりとあって、サラリーマンで店内はミチミチ。タイミングよく、食事を終えられた方がいらっしゃったので、入れ替わりで座ることができました。

驚いたのは、席数は全部で20席くらい。そのとき満員のすし詰め状態だったのですが、約20名のうち、女性が1名。それ以外は全員男性で、Tシャツ姿のおっちゃん1名以外は全員サラリーマン。しかも全員がノーネクタイに半そでシャツのクールビズスタイル!すげえ!さすがは県庁に近いだけあって、環境問題への取組みの浸透度ははかりしれません!

店内にわずかに配されている通路には、移動式のワゴンが置かれていて、その上にはゆで卵がかごに入っていて、殻入れと、塩が添えられています。

このお店、基本的に相席が当たり前なのですが、同じ机に座っているワタクシ以外の人は全員「おいしんぼ」を読んでいます。おもしろすぎる光景ですよ。

やはり、基本的に常連さんが多いんでしょうね。公務員の方がメインなんでしょうか?出て行く人をかいくぐって、人がどんどんと入れ替わっていきます。

メニューを見ると、中華そばのほかにも丼モノも用意されているようです。隣の方がオーダーされてるのを覗き見しましたが、かなりおいしそうでしたよ。

届けられた中華そばは、細麺に濃い口のしょうゆ味。やわらかいチャーシューと、太いもやしが添えられています。さすが「単位」になるだけあって、スタンダードな味わいです。深く愛されているのもよく分かりますね。

ワタクシが食べ終えた後、唯一いた女性もTシャツのおじさんもいつのまにかいなくなっていて、ついに「店内全員クールビズ」の大偉業達成!やった! って、男性ばかりが20人も1箇所に集まって、全然クールなビズじゃないよ!

あ、あと帰り際に気づいたのですが、外の出口付近に水槽があって、少しだけ水がはられており、なかから亀が長〜い首を伸ばしていました。「本物かな?」とおもって触ってみると、「ビクッ」っと反応。ホンマモンでした。何故に亀?

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(by 大盛アニキ)

「王様」
■岡山市内山下2−2−11
■086‐224-2445
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