GWも終わり、『第2回おかやまラーメン博』も無事終了しました。今回も、前回を上回る盛り上がりを見せたこのイベント! ご参加・ご協力・ご来場いただいた皆様、本当にありがとうございました!
さて、「それでも物語(人生)は続いていく」とばかりに、我々のラーメン道に終わりはありません。ということで先日、大絶賛長期休暇中の「半熟煮玉子娘。」にケータイからメール。「さんすてにある『宝屋』さんってブログで紹介した?」帰ってきたのは「??? どうでしたっけ?」ふたりそろって覚えてないんかい! 「しらべましょか?」と気遣いをみせる「娘。」(休暇中)。思わず「いや、ええよ。そんなん自分で調べるわ」と強がった返事をだしたんですが、面倒くさくて調べていません。もし万が一、だぶっていたらすみません。
というわけで、昨年オープンして凄まじく話題になった、岡山駅構内にある「さんすて」。初めて駅を降りる人は「なんじゃこりゃ? 本当に岡山?」と驚かれるようです。「メチャ清潔感あふれるブレードランナーみたい」とか。(近未来都市ちっくってことが言いたいらしい)
その「さんすて」唯一のラーメン専門店が『宝屋』さんです。
オープン当初は、有名芸能人からのお花が店先に多数飾られ、帰りには京都老舗店製の一味をプレゼントするなどして、多くの岡山県民に喝采をもって迎えられたお店です。そうです、もともとは京都のお店なんですね。
お店は、やはり京都の町家をイメージしているのか、古民家風のつくりです。年配でも若い人でも気軽に入れる雰囲気ですね。カウンターには小ぶりなヤカン(お水が入っている)が置かれていたり、細部にまで配慮が行き届いている印象です。
ワタクシもすでに何度も足を運んでいるのですが、数ある魅力の中でもイチバン気に入っているのは、このお店の接客のすばらしさです。
ワタクシらは仕事がら、飲食店に出入りすることが多いのですが、現在業界として深刻な悩みなのが、慢性的な人材不足。アルバイトとかパートなど、従業員が集まりにくい時代なんですね。ワタクシらが学生のころとかは、飲食店のバイトってすごく定番だったんですけど。まあ、お店の数も多いですし、バイトなんかも今はいろんなスタイルがありますからね。
だから、本当に凄いと思うのは、「よくこれだけ感じのいい人たちをそろえてるな」ってことなんです。ルックスのよしあしでなく、感じがいいかどうか。これこそが接客に求められるイチバンのポイントだと思うんですよ。そのレベルがすごく高い。
「最近の若者は」なんてオッサンくさいことをいうのは気が引けるんですが、「言われたとおり(マニュアルどおり)の言葉を使って応対していますが何か?」的な従業員の態度に「ムカッ」と来ることが多いこの昨今。かなり努力をされているんだと思います。本当に頭が下がります。(あ、ちなみに、我らがTJおかやまでご紹介&お付き合いのあるお店は上記の「ムカッ」なお店はございませんですよ。あたりまえです)
ごくごく自然に笑顔で感じよく、オーダーを聞いてメニューを運んでこられるさわやかな姿を見るにつけ、ワタクシの頭の中では「MAJIで恋する5秒前」のイントロ&間奏がエンドレスで無限リピートを開始します。ああ、なんとも甘酸っぱい、さわやかな調べ!
そういえば、スタッフの皆さんの会話にうっとりと耳を傾けていると、なぜかみんな関西アクセントなんですね。 皆さん関西人? 関西出身者オンリーの採用? もしくは全員京都からやってきている? 関西弁を使うのがルール? たまたま? 誰かご存知の方。教えてやってください。気になって夜も眠れません(8時間くらいしか)。
出されたおしぼりが「コットン100%」だったり、どんぶりの下にはやっぱり受け皿がひいてあってそれがまたアンチークな趣を増量させていたりと、ほかにもいっぱい気になるポイントはあるんですが、やっぱり肝心のラーメンですよね。
まるで豚バラのようなチャーシューは、適度な歯ごたえがあって薄切りながらも満足の味わい。背あぶらやキクラゲがのっているのも大変うれしいです。コクがあって味わい深いのに後味がサッパリしているのも人気の秘密でしょうね。
昔、とあるお店で「トンコツに臭みがあるのは、手間ひまかけて下処理をしていないからだ」とお聞きしたことがありますが、かなりきちんと手をかけておられるのが分かります。ちなみにベースはトンコツ&鶏がらのようです。
そうそう。あともうひとつ。このお店のあちこちに書かれているフレーズ。「たからの宝どこにある おいしいあとの底にある」ってやつ。気になりませんか?
「おいしいあとの底」つまりは、スープを飲み干したら、底から何かが出てくるってやつですね。ある意味これは挑戦状。宝探しの地図を手にして何もしないやつはダメですよ。最近めっきりやめて久しいスープ全部飲み(メタボリックなもので、若干気にしています)。グーニーズ気分でやってみましたよ。すると!
ちょっと読みにくいですが「そのココロに宝あり」と書かれてます。
昔、大学に入学したときに、新入生歓迎のレクリエーションで「宝探し」というのがあってですね。見ず知らずのメンバーでチームを組まされて、学内をウロウロするわけですよ。で、「宝はきみたち自身が見つけた、いま隣にいる友だちだよ」みたいなオチ。まさしくこんな感じですね(笑)。故・ミヤコ蝶々先生風に表現するなら、「この1杯を見事に飲み干した、あんたの心が『宝』や」っていうところでしょうか(笑)。
おいしゅうございました。
(by大盛アニキ)
『宝屋 岡山駅ビル店』
■岡山市駅元町1-1 JR岡山駅ビル2階
■086-801-5085
■営業時間11:00〜22:00
■休 なし

