「(本業の)校正作業をほったらかしてでもブログは書くくせに、一体どうしたんですか?」と、一見心配しているように見せかけて、実はどてっぱらにドスを突き刺して回転させるようなストレートすぎる物言いで同僚に心配されたため、日にちを空けずの復活と相成りました。
「(先日の【お詫び】の回をパソコンで見ながら)お前さあ、コレはないだろう。怠慢だよ、怠慢。怠慢極まりないよ。まるで仕事放棄じゃないか。これが野球部なら、居残り練習モノだよ、お前!」と、このブログの隠れファンであるラーメン好きの直属上司「炙りチャーシュー次長(元高校球児)」にも激怒されましたし。なんてラーメン愛溢れるいい上司なんだ(号泣)! でも千本ノックやケツバットはカンベンです。
このブログを愛してくださっている、一部熱狂的ファンの諸君!「こんな調子でだんだんと更新回数が減っていって、自然消滅しちゃうんだろうなあ」なんてネガティブな想像は必要なしです!これからも、「出されたら、迷わず食べます、器まで(詠み人知らず)」の精神でがんばりますので応援よろしくです。マサ風にいえば「ゴーフォーブローク!」ですわ。
ということで、めちゃめちゃ慌しい、入稿直前の昨日。いつものテンションで「半熟煮玉子娘。」の机に近寄るワタクシ。とっさに「
でも、悔しいので「あなたは僕の誘いを断りましたね。それを決して許すことはできません。罰として『誰かからの返事にはすべてアイアイサーと答えなければいけないの刑』に処します。TPOを問わずなので、社長からの辞令でも、病院で薬をもらいに行くときでも、お客さんからのクレーム時でも全部ですよ!これは命令です!」と捨て台詞を吐いて(ちなみに返事はなし。だからアイアイサーって言えっての!)その場を立ち去り、さびしくひとりで寒空の中に出て行く決意をしたのでした。
しかし、捨てる神あれば拾う神ありですよ。「今日のラーメンはどこへ行くんですか?」と声をかけてくれたのは、「ラーメンエクスプローラーズ・セピア」の副番長である『なると小町』。心優しい彼女もあまりの忙しさのため、この時間まで昼食がとれずにいたのでした。
ちなみに「ラーメンエクスプローラーズ・セピア」とは、「エクスプローラーズ」結成後しばらくして自然発生的に生まれた団体で、われら的には「エクスプローラーズ」本隊の下部組織なんですが、その実「ラーメンは好きでちょくちょくは食べに行きたいけれど、あの2人みたいにラーメンバカ一代なヘビーローテは遠慮しちゃうわ」的な集まり。こうしてときどきメンバーがスポット参戦をしてくださるのです(ちなみに「セピア」の番長である『長ネギ総長』は、現在育休中。あ、女性です)。
ということで、小町と2人でチャリンコえっちら。到着したのは『一風堂』さんです。
このお店、オープンのときとか凄かったですよね。昼のピーク時を過ぎても行列がおさまらず、常に長蛇の列。その待ち時間にお茶やウチワが振舞われ(暑い時期だったのです。確か)、「長時間並んでるんだけど、なんか嬉しい」という笑顔な一団を見て、「凄いなあ。さすがは『力の源カンパニー(経営会社の名前です)』。あなどれんなあー」と感心したものです。
さて、店に入るとまず驚かされるんですが、近くにいたスタッフが駆け寄って、ドアを開けて迎え入れてくれます。そして10人近いスタッフが一斉に胸がすくような挨拶を!
ピーク時間が過ぎているのもあって、すんなりとカウンターへ着席。大荷物を持っている小町をみて、とっさに大振りなカゴを用意してくれ「荷物はこちらにどうぞ(ニコリ)」。すごい!なんなんでしょうか、この行き届いているにも程がある対応は。小町曰く「ラーメン屋さんの地べたに荷物を直置きっていうのは正直抵抗があるので、本当にうれしい」と。これは乙女なハートをガッチリキャッチですわ。VIVA力の源!
で、オーダーですが、女子な小町は白丸元味、男子で大盛りなワタシは赤丸新味で替え玉追加。どうやらランチは100円増しでギョーザとライスとかついてくるようですね。頼みませんでしたけど、これはお得かもしれない。
このお店、よく言われるのが「とてもおいしいんだけど、金額が少々高い」ということですね。ワタクシのように赤丸を食べて替え玉をすると900円ですからね、確かに岡山では高級店の部類に入ってしまうかもしれません。チェーン展開をされている店舗なので、当然料金などは全国水準。そのあたりはチェーン店のサダメかもしれませんね。西口エリアのこれまた有名店もやはり料金設定はお高めですものね。
ひとつだけいえるのは、それなりに高くても、「また食べに来たい」って思える店は魅力的だと思うんです。毎日は無理でもね(笑)。このお店はまさにそうで、「月に一度は体が欲する味」とでも言うんですかね。いつもひと口食べて「そうよ、これ、これ、この味!」ってうなっちゃいますもんね。ただ、どうしても単価が高ければ足を運べる回数は減ってしまうので…。それは残念ですが(自分の貧しさ加減が特に)。
チェーン展開といえば、「チェーン店である」ということ自体がラーメンファンの間ではよく議論に上がっているんですが、「チェーン店だから○○」という画一的なモノイイには個人的に疑問が残ります。
チェーン店にもいろんなタイプがありますし、逆に一般の個人店だっていろんなお店があるじゃないですか。要はそこの味わいが自分に合うかどうかが肝心であって、「チェーンだから云々」という側面だけでそこのお店や味わいを語るのはどうかと思いますね。もちろん、この料金設定の件などを含めてチェーンならではの功罪はあるにせよ、ですが。まあ、これについてはまた機会がありましたら深く考えてみたいです。いろいろとご意見もお聞きしたいですしね。
食事の途中に、「そういえばここはお茶がおいしいんですよねー」と、小町ちゃんがお茶を注いでくれました。「昨年末に退職したKさんと一緒にきたときに、『いやー。ここのお茶はウマイ! 最高ですよ! ちょっとお姉さん、このお茶はなんて言うんですか? へえー、変わったお茶なんですねえ。それにしてもお姉さん、笑顔が素敵ですね』なんて、店員さんに絡みだして大変だったんですよ」とかいいながら「このお茶はなんていう種類でしたっけ?」と同じようにスタッフさんに絡み始める小町。
「はい、これはルイボスティです。油分を分解してくれますから、ラーメンと相性がとてもいいんですよ。(ちらっと僕を見て)いっっっぱい召し上がって帰ってくださいね」。ちょっと待って、そこの抜群に愛想のいい店員さん。今メタボリックな私のおなかをちら見しましたよね。このお茶がワタクシの腹の脂肪を分解してくれるんか?昔のスリムな体型にもどしてくれるのかよぉぉぉぉ!(絶叫)
にしても、本当にこのお店のスタッフ教育はすばらしいですね。誰もが口をそろえて言いますもんね。昨今のマニュアル頼りの教育ではこうはいきませんよ、きっと。口では丁寧な言葉を確かに話している。でも感情がこもっていなかったり、気配りができていなかったり、言わされてる感満載で、「ちゃんと言われたとおりにやっていますが何か?」的な、言わば「血の通っていない接客」がまかり通っている昨今にあって、この雰囲気は貴重…というか奇跡ですよ。
行列ができる時間帯とか、みんなテンパっているはずなのに、常に笑顔を絶やさずに、厨房に戻ってきたスタッフには「お帰り」と声をかけ、替え玉を上げるときには、「よし、もう一枚行こう!」と気勢を上げる。エネルギッシュで明るくて前向きなんです。忙しいときもぴりぴり感とか悲壮感を感じさせないんですよね。オーダーしてからラーメンが運ばれてくる時間も凄く短いですし。だから満足度が高いんでしょうね。
そういえば、こんな話を聞いたことがあります。ここの店長さんは、お客さんが入ってきて席に着くまでを、どんなに忙しくても目で追っているそうです。そして、その座った位置や男性か女性かによって、麺の湯で加減を微妙に変えるとか。なぜかというと、遠くの席なら少し硬めにしなければならないし、女性だったら連れの人のラーメンが運ばれてくるまで箸を付けないから、これまた固ゆでにするそうです。これって、凄いですよね。ちょと感動しました。
ちなみに、支払いを終えて帰る際にも、スタッフがさささと出口へ移動して、ドアを開けて送り出してくれました。その動作の自然なこと。すばらしいですね。
ということで今回はおしまい。来週(こそ)はちゃんとやります。ので、みなさん往年の馬場VSブッチャーの試合を見守る面持ちで、優しい視線で接してやってください。
(by 大盛アニキ)
「一風堂 岡山店」
■岡山市磨屋町2-3
■086-235-3233
■営業時間11:00〜AM3:00

