今年ももう終わりですね。年の瀬押し迫っての師走。年末と言えば年越しそば! …って、むりやり季節感を出そうとしてみたんですけど、おそらくうまく連動できそうにないんで、全然関係ないネタで今回も突っ走ります。
前回の『天神そば』の回が大変好評でしたので、今回もズバリ言って「昭和の芳醇をよっこらしょ系」のお店に突入です。そのお店は下石井、例の「ラーメンストリート」のはずれにあります。その名は『瀬戸家』さん。看板には「中華そば」とありますが、ラーメン店というよりも、昔ながらの大衆中華のお店ですね。穴場的な雰囲気がプンプンです。
「よし、今日のお店決定!」と自分の中で結論が出た瞬間、ママチャリの性能を超えるほどペダルを回転させてしまい、勢いあまって車体ごと宙に浮きながら疾走します。
特筆すべきは、やはりお店の面構え。エクスプロール魂を無駄に刺激するビジュアルです。「こういう昔ながらのお店はなかなか女性とかは入りにくいんだよなあー」とか思いながら、男ひとりで店に入ると、なんとカウンターにOLさんが2人!なんとも男前な光景です!ズバリ言ってカッコイイ。「女性が『よっこらしょ系』のお店でランチ」…このシチュエーションだけで惚れそうです。
そういえば、お店に入るとき、入り口が自動ドアなんですが、お店のおばちゃんが出てきて手動で開閉してくれました。なんか、申し訳ない気持ちになってしまいました。
実はこのお店に来たのは初めてではありません。半年くらい前に2、3回立て続けに通ったことがありまして、チャーシューの代わりに豚のばら肉がのっていたりで、非常に印象に残っているのです。
お店の中は、カウンターと座敷席。中華なマークをあしらった壁紙が雰囲気を盛り上げてくれます。オーダーは中華そば450円。安いですよね。ご店主とおばちゃんが慣れた手つきで調理をされ、出てきました「中華そば」!
す、すごい!
ハッキリ言って、今年イチバン驚きました。ラーメン自体は昔ながらで非常でシンプルな1杯なのですが、その上にのっている具材が想像を絶していたのです! 豚ばら肉、ワカメ、紅しょうが。それに加えて、ハクサイ、ニンジン、玉ねぎ、大根(?)、さらに極めつけはコンニャクがゴロリ!
ラーメンにコンニャクですよ! なんとも生ハムメロン的なギャップインパクト! 想像力を過積載した創作料理人でも、なかなかこの組合せは考案できません!
思わず、メニュー表を確認してしまいました。「中華そばよな、これ」。ちなみにその隣には「五目そば」というメニューもありますが、これが中華そばだとしたら、五目そばをオーダーすると、いったいどんなラーメンが出てくるのでしょうか?
あまりの驚きが表情に出てしまったのでしょうか、お店のおばちゃんが「ごめんねえ、今日はチャーシューが昼からの用意になるんで、野菜のラーメンになってしもうたんよー」ああ、そういうことでしたか! おそらく、ですが、多分違う日にお邪魔をすると、中に入る具材は微妙に違ったりするのでしょう。そういう意味では、これも「一期一会」なラーメンだと言えると思います。にしてもそうなると気になるのがこのお店のチャーシュー…。いままで一度も当たったことがないので、何度かチャレンジを試みたいと思います!
というわけで、今回は少しあっさり目ですが、これにて食べ納め。
また、来年お会いいたしましょう!
(by 大盛アニキ)
「瀬戸家」
(営業時間・連絡先など各自調査)

