2006年09月05日

【1杯目】ぼっけゑラーメン (ぼっけゑラーメン/600円)

こんにちは。「ラーメン☆エクスプローラーズ」の無駄口担当・大盛王子です! ついに始まりました、このコーナー! 我々がこのブログでご紹介する記念すべき1杯目は、岡山市下石井の『ぼっけゑラーメン』です!

きましたね。いきなり!

実は私、ずいぶん前から「1軒目はここにしよう!」と心に決めておったのです。7〜8年前のオープン以来、あれよあれよと人気店になったこのお店。まず何がすごいって、それはもう、間違いなく店員さんの元気よさ、そして人柄が体格に出すぎ(笑)の、店長さんのキャラクターに尽きるわけですよ!

これまで、このお店を紹介している記事や文章をいろいろ目にしましたけど、その多くに「威勢のいい大将の声がインパクト大」とか、「明るく元気のいい店員の声が心地よく飛びかう」とかって言葉が入ってるんですよね。世の中に「雰囲気のいい店」、「元気な店」は数あれど、ここまで強烈かつ執拗に「威勢」や「気合」がフューチャーされているラーメン店なんて、なかなかお目にかかれませんよ(キッパリ)!

そういえばその昔、「タウン情報おかやま」300号記念のとき、テレビ番組を絡めた企画で、吉本興業の「次長課長」さんがスタッフの代わりに「ラーメン企画」への掲載交渉と取材をしてくれたことがあったんですね。そのときの1件が『ぼっけゑラーメン』。そこでの店長と次長課長ふたりの絡みはもう、個性と個性のぶつかり合い! 「名勝負数え唄」としてシリーズ化してほしいくらいのベストマッチでした!

もちろん、威勢だけがとりえの店ではなく、味のほうもかなりエネルギッシュです! これもまた、尋常ではない店主やスタッフのこだわりから生まれます。トンコツなど、素材の持ち味を重視すればするほどに、材料の個体差などさまざまな条件によって、どうしても味わいに変化が出てしまうのがラーメンの世界。そのブレを少なくし、高いレベルでキープできる店が「名店」と呼ばれたりしているわけですが、この店長もそんな過酷な闘いに果敢に挑むドンキホーテのひとり。

店長と顔見知りになり、話ができる余裕があると「今日の味、どうですか?」と聞かれる機会が増えると聞きます。ラーメンに対する思いや愛情があまりあまって、その日の仕上がりやお客の反応が気になって気になって、ついつい口から出てしまうんでしょうね。あまりにも真摯なんですね。

そういえば僕もその昔、厨房から一番遠い側のカウンターで家族と食べていて、「いつもよりちょっとスープが薄いかな?」と思って首を傾げたんですね。そのあと、トイレに行って出てきたら、めちゃくちゃ店内混雑してるのにトイレの前で店長仁王立ち! 「さっき首を傾げたでしょう! なに? なにがダメ?」って(笑)

そうそう、真摯といえば、少し前にこのお店、ラーメンの料金が変わったんです。オープン以来かなりの年月、「ワンコインで食べられる店」としてがんばっておられたのですが、手間がかかりすぎたり材料費が高騰したりで長年の苦悩の末、ついに決断を下されたようなんです。でも、あの味で600円というのは十分適正価格だと思います。それまでがむしろ安すぎたくらいの感覚じゃないですか。

しかし、値上げに踏み切らざるを得なかった店長の断腸の思いは収まらず、各テーブルの前に数ヶ月も前から張り出された「お断り」の紙に如実に現れます。「お客様の心情を考え、早めの告知を…」「言い訳は一切いたしません!」など、まさにハラキリ覚悟の勢い! 気持ちは痛いほど分かるけど、イチイチ気合い入りすぎだろ!

最後に、この店のもうひとつの名物はやっぱりキムチ。「キムチといっしょにどうぞ〜!」の名文句はあまりにも有名ですもんね。大阪の鶴橋にあるお店から直接仕入れているそうで、これを目当てにやってくる人も多いそうです。ただ、キムチが食べ放題なのをいいことに「俺なんか、タッパ半分くらいはいつも平らげるよ」などと豪語するツワモノも多数。そんな誰にも評価されない、「己とのチキンレース」はやめましょうね(笑)。

すみません、肝心のラーメンの味の紹介がありませんでした(笑)。

(by 大盛王子)

「ぼっけゑラーメン」
■住所 岡山市下石井2-9-46   ■電話番号 086-227-0185
■営業時間 11:30〜14:30/17:00〜23:00
■休業日 木曜(祝日の場合は営業) 
http://www.usweb.co.jp/aji/shop_detail.php3?shopcode=31626
posted by ラーメンexp at 16:51| Comment(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする